日本でのサメ被害。以外と身近にいるサメたち…

日本のサメたち

夏になると、ときおり見かけるサメに襲われるニュース。
サーフィン中が多いようですけど、時には海水浴場にも現れて問題になったりしますよね。

それで、「もしかしたら自分もサメの被害に遭うかもしれない!!」と思い過去のサメ被害やサメ出没に関して調査してみました。

サメは身近にいる??

先日、娘と一緒に釣りに行った時のことです。
いま泳がせ釣りにハマっているので、まずシロギスを釣ってからそれに針を掛けて泳がせておきながら反応があるまで海で遊んでいました。浜辺からの釣りなので、「海でも遊べるし一石二鳥だなぁ~」と思い楽しんでいたら竿に反応が!!

ガツンと竿が揺れて針がちぎり取られていたんです。
これは相当な大物だと思って、新たにエサになる魚を確保し仕掛けてからまた海で遊ぶの繰り返し。

そして、ついに釣りあげたのがサメだったんです!!

誰もが普通に遊びに来るような浜で子供が海水浴に来ている場所なのにサメがいたんです!!娘も、サメがいるなら泳ぐのは恐がり始めたんですが、釣ったサメは30センチほどだったのでとりあえずは不用意に怖らせないようにして帰宅することに。

前振りが長くなりましたが、サメがこんなに身近にいるとは思わなかったので正直驚きました。

すぐ近くには、ちゃんとした海水浴場がある海なので、小さいとはいえサメですから。
本当に大丈夫??と思いますよね…

実際の海水浴場でのサメ被害

日本のサメ被害

実際には、ここ数年サメが海水浴場に出没しているのが目立っています。

温暖化による海水温度が上昇していることや、黒潮大蛇行の影響などの環境の変化がその原因の一つとなっていることでしょう。

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気象の変動で災害も増えていますけど、一見して分からない海の中にもその影響が確実にでているんですよね。魚の獲れる場所が北へ上がってきていたり、南国の魚やサンゴが関東の方で増えていたりしていましね。

サメもそうした気象の変動は、サメにも影響があるのは間違いないでしょう。
もちろん、元から存在しているだけで漁師さんにしたら当たり前だけど、自分たちは知らないサメもいることでしょう。

なので、最近の実際にニュースになっている海水浴場のサメ出没をまずはご覧ください。

2014年6月9日
愛知県豊橋市の海岸30メートルほど – 水深が1メートルほどの浅瀬でサーフィンの波待ちをしていた男性が、サメに突然左上腕を噛まれ重症。

2015年8月5日
茨城県鉾田市の沖合50メートルほど – 16匹ほどのメジロザメの群れを確認。近隣の7カ所の海水浴場を遊泳禁止。

2015年8月10日
静岡県焼津市の沖合1.5~2キロほど – 2匹のシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)を確認。近隣の海水浴場を遊泳禁止。

2015年8月10日
鹿児島市の磯海水浴場の沖合200メートルほど – 体長が1.5メートルほどのシュモクザメが目撃されたため、磯海水浴場が遊泳禁止。

2015年8月13日
千葉県一宮町の東浪見海岸の沖合50メートルほど – 複数のサーファーにサメの背びれらしきものが目撃され、近隣の海水浴場3カ所で遊泳禁止。

2015年8月19日
千葉県銚子市潮見町の「銚子マリーナ海水浴場」から沖合200メートルほど – こちらでも、複数のサーファーにサメの背びれらしきものが目撃され、海水浴場3カ所で遊泳禁止。

2015年10月
沖縄県糸満市大度海岸 – サーフィン中の男性がイタチザメに攻撃されてケガをしました。

2016年10月12日
沖縄県北谷町の海岸 – オオメジロザメを含む4匹のサメを確認。遊泳禁止。

2016年10月28日
沖縄県宮古島市平良の海岸5メートル – シュノーケリング中の遊泳者が体長2~3メートルのサメを目撃。

2017年7月19日
茨城県日立市の久慈浜海水浴場沖合 – 1.5メートルほどのドチザメが30匹泳いでいるのを目撃。人を襲う可能性が極めて低いため、その日だけ遊泳禁止。

2017年9月3日
静岡県磐田市福田の太田川河口沖約80メートル – サメと確認されていませんが、左足首を咬まれ重傷。翌日の4日にも湖西市で、サメがサーファーに発見されています。

2017年10月30日
沖縄県石垣島 – 遊泳中の男女が行方不明になり、翌31日に遺体で発見。サメに食いちぎられたとみられる右脚が浜辺で発見された。

ざっとした情報なので、細かくはまだあると思います。
2018年にもサメの目撃と被害が出ていますが、海水浴場やサーフスポットでの、サメ出没最新情報に関しては、「サメの目撃・出没・事故情報(2018年)」で知ることができます。

よく、沖縄=サメのイメージが強いようですが、過去のサメの目撃や出没データからもわかる通り、思っているような極端に沖縄がサメ被害が多いわけではないです。1900年代は確かにサメ被害が多かったのですが、最近は駆除を積極的に行っているので被害がほとんどないです。

むしろ、最近は水温上昇の影響もあって沖縄以外の方がサメ出没率が上がっている傾向がありるので、ベテランの沖縄よりも無防備の地域の方が危険かもしれないです。

身近なサメの種類と習性

サメと一言でいってしまえばそれまでなのですが、実際に遭遇する可能性があるサメは何種類もいます。そして、そのサメの種類によっては大人しいものいれば、獰猛なものもいるわけです。

では、どんなサメの種類がいるかと言いますと…

攻撃的なタイプのサメの種類

ホオジロザメ

・イタチザメ

– 危険なサメのトップ3の内に入る危険なサメ。体長2~4メートル。行動範囲がとても広い。雑食性が強く、性格も好奇心旺盛のため攻撃的。集団でクジラを襲うことさえある。そのため、「タイガーシャーク」の別名があるほど。水深数十センチの海域にも入ってくるので遭遇率も高いサメです。

・ホオジロザメ – 知名度は一番高いサメではないでしょうか。体長4~6メートルの大型のサメ。ノコギリ状の歯は、1本が7センチにもなります。知能が高く冷静に狩りをするタイプ。昼間に活発に行動する昼行性。海水浴では被害はなく、漁師やサーファーが被害に遭っていることから、オットセイやウミガメなどと勘違いして襲っている可能性がある。

・オオメジロザメ – 世界一危険なサメとも言われているサメ。体長2~4メートル。こちらも雑食性で気性がとても荒い。しかも、淡水にも入っていくことのできる強者。人を襲った被害では、世界一の記録をだしているサメ。生息域は、沖縄近海だが気象変動の影響で 北上の可能性があるでしょう…

・ヨシキリザメ – 体長は2~3メートルの比較的小型のサメ。群れで泳ぎ、性格は攻撃的。周りをグルグルと回りながら襲う海の狩人。食用にもなっている違う意味でも身近なサメ。はんぺんやフカヒレ、軟骨が健康食品になったりしています。

怒らせたら危険なサメ

ネムリブカ

・ネムリブカ – 基本的には大人しく、夜行性。攻撃性はないが、好奇心旺盛ではあるので不用意に近づくと危ない。

・シュモクザメ – 別名ハンマーヘッドシャークとついているように、顔がハンマー(金づち)の形をしている。体長4~6メートルで大型のサメ。性格は大人しい。しかし、防衛反応からか人を襲うこともあるので注意が必要。興味深い形をしているので観察したくなってもむやみに近づかないことです。

・カマストガリザメ – 見た目はホオジロザメのようなTHEサメ。しかし、性格は大人しく臆病。ただ、浅瀬を好むため遭遇率が高いサメでもある。

心配ないサメ

・ドチザメとホシザメ – 冒頭で述べた釣りあげたサメは恐らくドチザメの方です。どんなに大きくなっても1.5メートルほどの小型のサメ。攻撃性もなく、歯も山型にはなっているものの鋭利ではない。ただ危険を感じると噛むので、襲われることはなくても釣りあげた時は注意が必要。

一応ここで取り上げたものが全てではないですが、遭遇率の高いものを重点になっています。
スキューバダイビングなどで沖合の深場に行けばまだ何種類か出会えると思いますよ。

とりあえず、サメはサメでも安全な場合もあることを覚えておきましょう。

でも実際に、海の中で安全とは言ってもサメを見かけたら種類関係なくパニックなりますよね!!今回釣りでサメがかかった場所をシュノーケルしていたら見ていたかもしれないですけど、自分だったら大慌てだったでしょうから…
数年前に、漁港から砂浜の方を眺めている時に40~50センチのサメが泳いでいるのを見たことがありますけど、その時も同じドチザメだったと思います。

なので、意外とサメに遭遇することはあるものだと感じています。

では、もし危険なサメに遭遇してしまったら!?

サメが獲物と判断する方法

サメに襲われることはそうそうないと言われていますが、これから水温の上昇などの影響で見慣れないサメが入り込んでくることもあると思うので、予備知識はもっているに越したことないですよね。

聴覚で獲物を感知する

獲物の音を聞いている

サメは、水の中の波動を聞き取って獲物捕らえにきます。

2キロ先でもその波動を捉えることができるほど敏感と言われています。
実際にはそこまで優れていないとしても、波動の変化に敏感なのは確かです。
ちょっとした波動の変化を感じて、その波動が弱っている魚やサメの好む獲物に似ていれば即座に反応してその他の器官を駆使しているようです。

なので、サーファーがボードの上から出すバチャバチャといった音や、釣り人が釣った魚の暴れている波動は、サメにとって獲物だと判断されやすい音なのでそうした周辺は要注意!!

血の匂いに敏感

嗅覚が優れている

嗅覚は飛びぬけていて、血液を100万分の1まで薄めても感知することができると言われています。1キロ先からでも分かるとさえ言われていますが、実際はそこまで極端に優れてはいないともされています。
獲物を発見するために多くの動物達が嗅覚を頼りにしているのとさほどの差があるわけではないというわけです。そもそも、水の中の血液がそこまで遠くにどのように伝わっているのかという話しですからね。

しかし、ケガをしていたり、女性の場合は生理中であったり、モリでついた魚を持っていればサメにとってはエサとしての嗅覚が反応してスイッチが入るのは間違いないのですから安全面を考えるならば、サメの回遊とのタイミングもあるのでそうした状態は避けておくのが一番です。

最終的には近づいて確認してから襲う

聴覚と嗅覚で獲物が近くにいる事を察知して、最終的には視覚ともう一つの感覚器官で確認してから襲いかかります。なので、サメがいきなり遠くから泳いできて襲ってくるということないのです。
自分が気付いていないだけで、サメはある程度の距離まで近づいて確認してから襲ってきているのです。

その際に視覚で形を確認し、ロレンチーニ器官(ロレンチーニ瓶)という第六器官を使って電気感覚で100万分の1ほど極わずかな電位差を感知して確認します。エイなどにも備わっている器官です。

こうした理由からサーファーは、音も見た目もロレンチーニ器官での確認でも、アザラシやウミガメに似ていると判断されて襲われやすいわけです。
また、海が濁っている時も視覚による最終的な確認をとりにくので、サメが勘違いして襲う事もあるようです。好奇心旺盛の種類のサメは、特にそうした傾向が強いでしょう。

サメ対策のアイテム

基本的には、サメが寄って来る状況を極力避けることで対策できますが、それでも心配の時にはサメ対策アイテムを活用しましょう。

そのアイテムがこちら。

下矢印黄色

このSHARK BANZ(シャークバンズ)は、サメが獲物を確認するためのロレンチーニ器官に対して嫌う電磁波は発することでサメが近づかないようにするものです。
サメか近づいてきて最終的な確認をしにきても、サメとっては嫌う電磁波がでているので獲物ではないと判断して大人しく離れていくのです。

何度も実験してその効果が確認されているアイテムですし、手首でも足首でも着けられるし、見た目もオシャレなので、とても優れたサメ対策アイテムとなっています。

しかも、現在はSHARK BANZ2(シャークバンズ)となってバージョンアップしているのでますます頼れるアイテムとなっています。ただ、サーフィンやシュノーケルを頻繁にする人向けの価格ですね。

サメを倒す!!

サメを素手で倒した人もいます。船が転覆して漂っている間に獰猛なイタチザメに襲われたのですが、素手で締め上げて倒したのです!!

専門家の人の見解では、「イタチザメは、泳ぎながら酸素を取り入れて呼吸しているので、動きを止めてしばらく抑えていられれば呼吸困難で死んでしまうので大いにあり得る」としています。

サメの中には、マグロのように泳いでいないと酸素欠で死んでしまうので、しっかりと動きを止めて可能なら水面よりも上にエラを出すように奮闘すれば上手に倒せるかもしれないです!!

とは言っても、そんなことは誰でもできることでは絶対に無い!!
ので、決してマネしていい方法ではないのでわざわざサメに挑戦するような事はしないで下さいね。

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