脳食いアメーバは私たちのすぐ側にいる…どう対処する??

脳食いアメーバは身近に…

脳を食べるなんて、聞いただけでなんとも恐ろしいくなる話。
でもこれは、ホラー映画の世界ではなくて現実世界のもの。

しかも厄介なことに、その脳を食べてしますアメーバは温暖化の影響を受けて私たちのより身近な存在になってきているのです!!

 

命に関わる脳食いアメーバに感染しないためには予備知識が大切!!

人の脳を食べるアメーバとは

この人の脳を食べてしまうアメーバは、環境汚染などによって突如現れた危険生物などではなくて、1960年代から被害が確認されているある意味では古株的存在。

では、その脳を食べて命を奪うアメーバとは何者なのでしょう??

 

フォーラーネグレリア「学名:Naegleria fowleri(ネグレリア・フォーレリ)」という名前のアメーバで、温かい淡水に住んでいる普段は小さな微生物を食べて生活しているごく普通のアメーバです。

しかし、このアメーバは人間に感染してしまうとなぜか脳を目指して進んでいき脳の組織をエサにしはじめるのです。そのため、炎症を引き起こし「原発性アメーバ性脳髄膜炎」を発症して最悪の場合は死に至るのです。

最悪の場合というよりも、約98%に確立で死に至ります。つまり、感染するとほぼ間違いなく助からないわけです。

しかも、死亡までは平均で5日なので恐ろしく早く!!

 

とはいっても、現段階(2018年)では世界的に見ても感染例がもの凄く高いわけではないので、そこまで心配するレベルではないです。

しかし、1996年に佐賀県で感染例があるように日本でもその危険性がある他人事ではない存在でもあるので注意が必要でもあります。

脳食いアメーバがいそうな場所とは!?

脳食いアメーバは、温かい水を好みます。

水温でいうと、25~35℃ぐらいです。これよりも低い水温になると、「シスト」という卵のような状態になって温かくなるまで耐えることができる強者でもあります。

しかし、海は塩分に耐性がないのでは生息していません。

 

日本の環境では、水田などが絶好の生息ポイントです。

川は流れがあるので水温が上がりにくいけど、水が流れずに溜まっているポイントは危ないです。

温泉も温かいですけど、源泉かけ流しなら流れもあるし温度が高いので問題ないでしょう。ただ、ニュージーランドでは温泉で注意喚起されているので、天然温泉の温度が比較的低い状態で無人の秘湯のような温泉や衛生状態の悪い温泉には、場合によってはフォーラーネグレリアいるかもしれないです。

 

基本的には塩素にも弱いので、プールにもいないのですが、塩素が弱くてあまり管理されていないプールや、池から水を引いて溜めているプールはフォーラーネグレリアがいる可能性があります。

 

特に注意が必要なのは、公園にある小さな子供が遊べる管理されていない水遊び場です。無料で遊べるのでとても便利なのですが、プール熱などの危険もあるので個人的には一番注意が必要な場所のようにも感じます。

 

 

過敏になり過ぎる必要はないですけど、まずはこうした生息場所を知っておくことで不用意に感染してしまうことを予防することは大切ですよね。

 

特に、こうした生息場所は海外旅行に行った時にも意識しておけば、楽しいはずの旅行が最悪な旅行に変わってしまうのを防ぐことができるでしょう。

 

【脳食いアメーバのいそうな場所】
・管理されていない水場
・水温が高くなりやすい
・流れ場ない溜まり水
・塩素や塩分には弱い

どうやって感染してくる??

生息場所にだけ気がいってしまうと、極端に避けてしまいそうですけど大切なのは感染方法です。

水を介して感染するのですが、飲んでも感染しません。
飲み込んでしまえば、胃酸に負けてしまうでしょう。

 

ではどこから侵入してくるのかというと、鼻からです。
鼻から脳へと移動し、侵入してくるのです

脳食いアメーバは鼻から侵入

 

 

なので、湖や池などで遊ぶ場合でも、顔を浸けて泳がなければ問題ないわけです。
温泉でも、気になる場合は顔を浸けなければ鼻から入ってくることはそうそうないでしょう。

特に小さな子供が、公園の管理されていない水場などで遊ぶ時には、一緒にそばにいて顔を浸けないように気を付けてあげればOK!!
子供にとっては楽しくても、親にとっては結構大変かもしれませんが…

 

ちなみに、感染してしまった人から空気感染などによって広まっていくことはありません。あくまでも、鼻から侵入しない限り移らないので、インフルエンザのような大流行になる可能性はまずないでしょう。

今後は生息域の拡大してくる

温暖化によってその生息域を拡大しているので、私たちのすぐ傍の身近な場所に存在している脳食いアメーバですけど、これからドンドン身近に増えてきそうです。

 

というのも、台風や豪雨をによる洪水でフォーラーネグレリアが流されて行ってしまい、別の生息場所へと大移動してそこに定着していくからです。

 

こうした洪水の大移動は、様々な生物にみられることで以前はヒアリがその方法で生息範囲を広めていることについて取り上げたのと同じです。

 

日本では、豪雨による洪水被害は年々増加していてその被害規模も拡大していましね…

さらに、温暖化によって気温の上昇で水温も上がるとなれば、脳食いアメーバにとっては好都合なわけです。しかも、これから先数年は高温の夏になる見込みが高いという研究結果がでていますから。

重大問題!!温暖化によるこの異常な暑さの猛暑は数年続く??

 

なので、いまから脳食いアメーバの被害が世界規模で増えていく可能性は日に日に高まっていきそうです。

脳食いアメーバの感染症状と対処法

注意が必要なら対処するのです!!

まずは、感染した時の症状ですけど、いたって分かりにくいのが特徴です。

 

なぜかといいますと、フォーラーネグレリアが侵入してから数日間のうちに脳に移動して脳細胞を食べ始めると、頭痛、発熱、嘔吐などの症状がでてきます。ひどい場合には幻覚などの症状もでてくるのですが、ご覧の通り風邪やインフルエンザ、熱中症などのよくある病気にそっくりですよね。なのでうっかり見落としてしまう可能性が高いのです。

病院でも、症例の少なさから「原発性アメーバ性脳髄膜炎」なんて疑うこともないでしょうから処置が遅れてしまうのです。

しかも、早く5日で死に至るわけですから感染したら約98%の死亡率なのもうなずけます。

 

感染例が低いのも、実際にはフォーラーネグレリアに感染されていることに気づいていないので報告されていないだけという見方もあるほど、一見して分かりにくいうえにあっという間に命を奪う結果になるのがなんともいえない恐ろしさです。

感染後の治療は可能か??

初期の初期に判断できれば「ミルテフォシン」という寄生虫に感染した時に使う薬がアメリカでは効果があったとされています。

とはいっても、効果がなかったパターンもあるのでハッキリとその効果が実証できていなのが現実となっています。

 

いまはまだ、研究が進められている段階なのでよくよくは特効薬となる薬がでてくることを期待しましょう。

脳食いアメーバの対処法!!

さて一番大切なのが、脳食いアメーバの対処法があるのかです。

正直いって、目に見えているいないが分かる生き物ではないですから、防ぐのは難しいですよね。

 

生息場所に踏み入らない

まず出来ることは、フォーラーネグレリアの生息していそうな場所かどうかを見極めて注意することです。

海外旅行に行く時には国によっては、注意喚起の看板が設置されているので、しかっりとその看板を注意して確認しましょう。

 

気になるなら顔浸けない

鼻からしか侵入してこないので、気になるなら水に顔浸けなければ侵入してくることもないですから。

 

鼻栓でガードする!!

いまからの時代は、鼻栓がブームになるかもしれないですね。
鼻から水が入ってこないようにすれば、気にせず泳ぎ回れますしプール熱のような感染症や人によっては副鼻腔炎の予防にもなりますから。

ひと昔前まで、海やプールではラッシュなんて着ていなかったのに、最近では当たり前になっていますよね。鼻栓も予防の観点からすれば優れているので、これから注目を浴びていくかもしれないですよ。

価格もそれほど高いものでもないのですから。

 

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