今年の夏は、とてもインパクトのある異常に暑い日が続いている猛暑。
しかしこの異常な暑さは、日本だけのことではなく世界的に見られる高温現象となっています。
そもそも、温暖化と言われ続けている時代ですから仕方ないようにも感じます。
その温暖化の傾向として、科学雑誌の「ネイチャー・コミュニケーションズ」にこの異常な猛暑について興味深い研究結果が掲載されているのを見つけました。
特に暑い高温の猛暑!!!
今年の暑さは異常で、日本の各地で観測記録を更新して40℃を超えるところが続発しましたよね。人命にかかわる暑さとも言われるほどでしたよね。
そんな異常な暑さだったので、「尋常じゃない暑さが続くけど、人間はどこまで暑さに耐えられるのか…」といった記事を載せたほどです。
とはいえ、日本だけでなく世界でも暑さは尋常ではありませんでした。
アメリカ・カリフォルニア州では、7月8日に最高気温が52℃に達しています。
北アフリカのアルジェリアでも、最高気温51.3℃を記録するほどで平年では考えられない暑さになっています。
欧州北部では、平年より3~6度高い気温をマークしているため深刻な問題となっています。
さらに驚くことに、北極圏でも30℃を超える異常な暑さとなっているのです!!
スウェーデンは、平年22℃前後のところ30℃を超えているのでとても耐え難い暑さとなっています。
特にノルウェーとフィンランドでは、33℃を超える異常事態になっています!!!
そのため、北極圏では場所によっては平年の15~30℃も気温が高い状態となりました。
履いている靴や信号機が溶けたり、暑さと乾燥で山火事が多発する地域があるほど。
ここまでの異常な猛暑となると、季節が冬と夏ぐらいの気温の差がありますから身体がとても追いつかないですよね。季節を一つ増えさないといけないぐらいの気候ですねまさに…
スーパー夏!!
でどうでしょうか??ちょっとひねりがなさ過ぎますね…
とりあえず、とにかく世界的に暑いのは間違いです。
これも温暖化が影響しているというのですが、「ネイチャー・コミュニケーションズ」には、この先にもこの高温猛暑に警戒する必要があるとの研究結果が載せられているのです!!
温暖化による異常な暑さの猛暑は数年続く??
「温暖化の影響で今年の夏は異常に暑かった年。」で終わってくれるのかと思いきや、そうはいかないというのです!!
Florian Sevellec博士とSybren Drijfhout教授が開発した、自然変動を把握するために転送作用素を用いた統計的システムによると、2018~2022年まで異常高温を記録する可能性が高くなるようなのです!!
このFlorian Sevellec博士は「物理海洋学博士」で、主に海洋循環の安定性と低周波変動性と気候システムにおけるその役割について研究されている方です。
Sybren Drijfhout教授は「物理海洋学」と「気候物理学」の教授で、気候変動が海洋に及ぼす影響、特に大西洋横断的な転覆循環の安定性と急激な気候変動に伴う気候変動における海洋の役割について研究されている方です。
この両氏によって、2018~2022年の予報を示す確率予報システムについて報告がなされたわけです。
このシステムについては、「ネイチャー・コミュニケーションズ」で次にように述べられています。
今回、Florian SevellecとSybren Drijfhoutは、自然変動を把握するために転送作用素を用いた統計的方法を開発した。これは、確立された統計分析法であり、系のカオス的挙動を合理的に説明できる。このシステムを用いれば、全球平均地上気温と海面水温に関して、信頼性の高い確率予報が得られる。そして、2018~2022年の予報では、自然変動を原因とする温暖化によって長期的な地球温暖化傾向が一時的に強化され、異常高温が生じる可能性が高まるとされる。
こうした研究によって、局地的に限定されたものではなく、世界的にもいま起きている温暖化による異常高温が少なくても今後4年間は続く可能性が高いことが分かっているのです。
つまり、来年もまたこの異常な暑さがやってきて、最高気温の観測記録をさらに塗り替えるか同程度の気温になる可能性が高いというわけです!!
先程、世界の各地で高温現象が起きていることを少し取り上げましたが、その異常な暑さでやはり弊害も起きています。
あまりの暑さによる熱波で、とりわけ高齢者の方が亡くなっていますし、暑さと乾燥のため大規模な森林火災が発生しています。そのため、多くの人が家を失ってしまったりと難しい状態が突如として押し寄せています。
温暖化による異常気象の高温弊害
さらに、異常な気温の上昇で高温状態のため作物が思うように成長しないために食材不足となっている国もあります。
これは、私たちの生活にも影響が出てきます。
作物が不作に終われば、輸出用の分まで作れなくなるので日本においても食品の高騰へと繋がるからです。もちろん、生産国の生活が第一ですがこうした事情を知らないと不満の原因にもなりますよね。しかもそれが数年続くとなると、状況はさらに深刻化していくことでしょう…
まさに、人間では根本解決できない重大問題ですよね…
これからの異常な暑さに備える
しばらく続くと分かっていれば、それにできる限りの備えをしていくように積極的な見方をしていきたいですよね。
いまから、暑さ対策の一番のアイテムはエアコンですよね!!
今年は、この暑さですからエアコンが一気に売れる事態となりました。急いでいままのものよりグレードの高いものに買い替えた人も多い事でしょう。
でも、「まだ使えているから買い替えるのはちょっともったいないかな…」とパワーが弱いものの耐え抜いた人達もいるのではないでしょうか??
ちなみに我が家は、比較的涼しい場所に住んでいるので扇風機だけで過ごしているのでエアコンがないのですが、さすがに限界でエアコンの購入を検討しました。でもまだ耐えている状態です。
なんて具合に抜いてきた人達にとっても、今後も異常な暑さで高温状態が続くと分かっているなら、グレードの高いエアコンを買ってもいいのではと思うのではないでしょうか。
なので、グレードの高いエアコンが最も安く手に入れられる時期を押さえておきたいと思います。
ずばり狙うはモデルチェンジです。
グレードの高いエアコンは各メーカーによって多少の違いはありますが、ほとんどの大手メーカーは10~11月に最新モデルを発売するので、最安値になるのがその直前の9~10月になります。
この時期は、平均価格から3万円ほど安くなるので買い替えや新規購入を検討している場合は狙い目の時期なのです。
ただ、グレードがそこまで高くなくていい場合は、1~2月が最安値になる傾向があるのでその時期が狙い目ですよ。
・ハイグレードのエアコン 9~10月が安い!!
・そこそこグレードのエアコン 1~2月が安い!!
エアコンは高い買物ですから、少しでも安く手に入れたいですよね。
場合によっては、店舗によってその店の最安値になる時期を親切に教えてくれる店員さん(実際に大型チェーン店の店員に聞いたことがある)もいたりするので、聞いてみるのもありだと思います。モデルチェンジ時期よりも安く手に入れるかもしれないですよ。
是非、これからの異常な暑さの猛暑対策の一番強いアイテムを備えるために、経済的に備えておきたいですね。特に、高齢の家族がいたり、いまから出産を控えておられる場合は必要が多きですから。
みんなが健康で、この耐え難い暑さを乗り越えていきたいですね。




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