
台風15号(ファクサイ)が関東に甚大な被害を出したのが9月9日のことでした。
台風の恐ろしさを本当の意味で知るところとなった人も多いことでしょう…
そこの追い打ちをかけるように来ているのが、よりによって世界も注目するほどの最高クラスの驚異的な台風19号(ハギビス)!!
カテゴリー5までしかクラスがないのにカテゴリー6と言われたり、史上最強の台風と言われたりしていますけど大げさに騒いでいるだけなのでしょうか??
世界も注目するほどは大げさなのでは??
いくら台風15号(ファクサイ)に続いているからといって、世界が注目するとか、歴史上最高クラスになるのではとは言い過ぎじゃないかと感じる人もおられることでしょう。
個人的な感想としては、沖縄の八重山諸島で勢力が一番強い本格的なまさに本場の台風を経験していますが、台風情報を見る限りでは「あぁ…これは危ないヤツだぁ!!」と感じるレベルです。
本格的な台風経験の少なかった時にこのレベルの台風を体験したのですが、あまりの強風で人生で初めて漫画のように宙に飛ぶことになった強さですからね!!
10~20メートルは優にある崖を越えて高波が道路に押し寄せて運転中の車ごと波に飲み込まれたのも台風19号(ハギビス)のクラスの台風でしたから!!
つまり、命の危険を本気で感じる予想外の出来事が起こり得るレベルの台風というわけいです。
台風15号(ファクサイ)よりも強い
大げさでない理由として、台風の規模と強さが台風15号(フォクサイ)よりも断然強いことです。
台風15号(ファクサイ)が日本に接近した時の気圧が955hPaで上陸時は960hPaでした。
今回の、台風19号(ハギビス)の現時点の気圧が920hPa。
現時点では、全く比べ物にならないぐらいの勢力です。
気圧について詳しくは、「台風 -どこへ行くの?台風情報で知る-」を参照してみてください。
台風15号(フォクサイ)の最大瞬間風速は40m/sでしたが、このレベルで人が飛ぶ可能性がある強さのものでした。
でも!!
台風19号(ハギビス)は、現時点では最大瞬間風速が70m/sクラスとしています。
家が倒壊し始める強さとされているレベルです。
三匹の子ブタの家のように、実際に家が飛ばされる可能性があるレベルなのです!!
沖縄に住んでいる時は、友達の家の屋根が飛んだり車庫が飛んだりしていましたけど、関東は台風対策ができていない作りなのでその被害もどうしても大きくなってしまいます。
なので、決して油断できないわけで、大げさなぐらいでいいと思います。
被害範囲は拡大する恐れあり
台風15(ファクサイ)は、小さくまとまったまさに竜巻の巨大版のようなタイプでしたよね。なので、被害は局地的に驚異的なダメージを与えるものでした。
でも、今回の台風19号(ハギビス)は、台風の目もハッキリしていて規模も大きなものなので被害は広い範囲で大きくダメージを与えるパターンになると思います。

つまり、「台風15号(ファクサイ)の時は大丈夫だったから今回も騒ぐほどでもないでしょ」と言う考えは非常に危険なわけです。
なので、九州・沖縄では大げさと思われるぐらいの台風対策をしています。
台風がこなかったらこなかったでいいわけですからね。
そんなゆとりのある気持ちが大切なポイントになると思います。
台風19号(ハギビス)に備えて確認しておく

台風15号(ファクサイ)で明らかな問題となったのが、停電の問題ですよね。
現代社会において、電気はなくてはならない存在となっていますから、長期的な停電になってしまうと生活は大打撃どころではないですからね。
携帯の充電はできても、電波塔が不能状態になってしまいただの板になってしまうこともハッキリしましたし。
なので、いまのうちにちゃんと確認しておかないと検索するらできなくなるのでいまのうちに停電に備えた情報を仕入れておきましょう。
電気錠で締め出しにあう!!
停電の時に結構心配する人が多いのが電気錠、つまり玄関がカードキーやリモコンキーになっている場合です。
この手のものは、停電になると残念ながら開かなくなります。
そして、家に入れないという最悪の時代に見まわれるわけです。
まさか家に入れない!!
なんてことが本当にあり得るのです。
実際に、親戚の家がこのパターンでしばらく家に入れなくなる自体に陥っていました。
でも、長期的な停電ではなかったのでしばらくの辛抱でしたけど、便利な世の中になっている反面こういった事態を予期しておいた方がいいですね。
玄関が電気錠の場合は、事前に停電時の開ける方法について準備しておきましょう。
大抵は予備に普通の差し込み鍵穴があると思うので、そのカギを差して開ければ問題ないはずなので、その点の確認を家族でしっかりとして話し合っておくのも台風対策の準備の一つになると思います。
それ以外のパターンは、メーカーなどに問い合わせるなど早めにしておかないと、長期的な停電になってしまってからではどうにもなりませんからね…
太陽光発電の蓄電池切り替え
台風15号(ファクサイ)の停電の時に、太陽光発電をしていてしかも蓄電池タイプを設置しているにもかかわらず、切り替え方が分からずに使えなかったという声がありました。
もし、自分の家の太陽光発電に蓄電池を設置しているなら、その方法もいまのうちにメーカーに問い合わせておくか、ネットで調べておくなどしておいた方がいいでしょう。
蓄電池の切り替えは自動でなると思っている人が多いようですけど、メーカーによって違いはありますが自分でちょっとした操作が必要なことが大半です。
電波塔が故障してからでは調べられないので、必ず確認しておきたい項目の一つに是非入れておいて下さい。
もし、今回出番がなかったとしても、決して無駄なものにはなりませんから。



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