霧 – 突然発生してしまったら –

季節によって現れやすい「霧」
しかし、場所によっては一年中発生することもあります。

幻想的ではありますが、いざ遭遇すると危険な面も持ち合わせているのが現実問題。
そんな霧の濃い時に突然出会ってしまったらどうしますか?
慣れていないと結構戸惑いますからね…

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そもそも霧って何??

霧は簡単に言うと、水が細かい状態で浮いている事です。

正確には、大気中の水蒸気が凝結して無数の微小な浮遊水滴になり、水平方向での見通しが1km未満になる事を気象用語で「霧」と呼びます。

 

この現象は、雲と同じなので濃い霧の中はまさに雲の中にいるのと同じことになのです。
そう考えると、とても幻想的な世界ですよねぇ。

 

ちなみに、水平方向での見通しが1km以上10km未満の場合は「靄」(もや)と言われ、感じも漢字も似ていますが、「霧」とはちゃんと区別されているみたいです。

じゃあ霧はどうやって発生している?

霧はどうやって発生する

とりあえず霧の正体はわかったけど、なんで突然現れるの??
と思いますけれど、その原因が分かるとある程度ですけど、霧の発生は予想できるようになります。

なぜかと言うと、霧の発生にはどうしても条件が揃う必要があるからです。

 

まずは、大気中の水蒸気が、水滴に変わる必要があります。
そもそも、水蒸気=気体で、水滴=液体なので物質として変化しなければなりません。

 

湯気などの粒子の大きさは10~100μm(マイクロメートル)=00.1~0.1mm
水蒸気粒子の大きさは0.0004μm(マイクロメートル)=0.0000004mmなので、これだけの大きさの差があるんです。

その変化するための大体の条件は2つ。

 

1. 湿った暖かい空気が冷やされることで、水蒸気が凝結し水滴に変化していく。
水をお湯にするために温めると、沸騰して水が水蒸気になって見えなくなっていきますよね。
その原理の逆と考えると分かりやすいかもしれません。

2. 大気中の水蒸気が増え続けることで、大気中の水蒸気が存在できるスペースの限界を超え、スペースを失った水蒸気の粒子同士がぎゅうぎゅうに押しつけられる事で凝結、水滴へと変化する。

こうした条件が揃わないと、「霧」とはならないので何処にでも発生するわけではないです。

どんな所に発生する?

霧はどこに発生する

 

海、山、川、盆地など、水蒸気が発生しやすく溜まりやすい場所が多いです。
これらの場所で発生する霧はそのまま、海霧、山霧、川霧、盆地霧と呼ばれます。
条件によっては、街中でも発生します。

たまに、街中で発生すると歩いている分には珍しいからテンションが上がって楽しいだけですけど、車だと人が歩いていないかとか、この道であっているのかどうか不安になりますよね。
濃い霧だと、自宅を通り過ぎることもあったりしますからね。

発生しやすい時期としては、条件さえ揃えば一年中発生しまるのですが、特に発生しやすい時期は内陸部では秋に多く、北部や高地では夏に多いです。
ですから、秋の紅葉を見に山に旅行に行く時や、夏の北海道旅行などの観光シーズンに意外と当たりやすいです。
実際に、旅行や修学旅行とかで霧の中をバスで走ったなんて経験している人も多いのでは。

 

まあバスに乗って旅行に出ている分にはいいんですけど、レンタカーを借りて旅行している時だったり、あまり行きなれていない遠方の友達の家に遊びに行く時だったりする時に突然の濃霧に遭遇すると焦りますよね。

では、そんな時にどうすればいいのでしょう!?

・霧は雲と同じような存在

・霧の発生には条件があるのでどこにでも発生するわけではない

・条件が揃えば、海、山、川、盆地、街中などで発生する

・季節は特に、内陸部では秋、北部や高地では夏に発生確率が高い

霧の対処法

霧に遭遇したら

実際に濃霧となる非常に濃い霧に、ばったり遭遇してしまったとしたらどうすればいいでしょうか。

私の家の辺りは、結構頻繁に霧が発生しているんですけど皆さん霧事情を心得ているのでほとんど事故になることが無いです。

なので、ちょっとしたポイントを抑えておけば慣れていなくても上手に対処できるんですよ。

濃霧注意報

霧が発生するためには条件があるという事は、前もってある程度の予測がたてられるという事にもなります。

そのため、水平方向での見通しが陸上で100m以下、海上で500m以下となる濃い霧が発生し交通機関に著しい障害が起こるおそれがある場合には濃霧注意報が気象庁から発表されます。

それだけ視界を濃霧によって妨げてしまうと、車の運転はそれなりの注意が必要になりますので、前もって天気予報や「YAHOO!防災速報」などのアプリで「濃霧注意報」がでていないか調べておくといいと思います。

そうした情報を知っておけばある程度の覚悟ができますし、可能なら予定を少し調整する方がいいと判断できるかもしれないですしね。

濃霧の車の運転

霧の中を運転

旅行中など思わぬ所で急に、濃霧が発生して出くわしてしまうという事もあると思います。
場合によっては、高速道路でも遭遇する事もありますよね。

車でまだ薄い霧ならいいんですけど、濃い霧の中を運転するのって慣れていても恐いですし不安になりますからね…

そんな時こそ、落ち着いて対処していきましょう。

ライトを点ける

かならずライトを点ける

昼間であってもまずは必ず!!ライトを点けましょう。
これだけで効果が絶大ですから。

先日、霧の日に近所で車同士の事故があったんですけど、その理由が霧に慣れていない車の人がライトを点けていなかったのが原因でした。
霧に慣れていない車の人は、相手がライトを点けているから自分は見えているだろうと思っていたみたいです。

勘違いされがちですけどライトを点ける意味は、視界が悪くて見えにくいからではなくて、対向車や後続車に自分の存在をアピールできるからといった要素の方が大きいです。

特に、ホワイト系の車は霧の日に見えないのでしっかりアピールしてください。

 

でも、ここで気を付けてもらいたいのがライトはロービーム(下向き)にしてくださいね。

見にくいからといって、ハイビーム(上向き)にしてしまうと対向車がまぶしいからもですけど、自分の運転している先が霧で乱反射してしまい、夜だと特に前方が真っ白になってしまうので余計に見えなくなってしまうからです。
ちょっと実験してみたんですけど、薄い時であっても乱反射するので見えにくかったです。

 

またフォグランプを搭載している場合は、ただのオシャレのために付いているのではなく、「霧灯」という意味のライトなのでアピール力もあるし、効果的に近くを照らしてくれるのでかなり役に立ってくれますよ。

スピードを落とす

スピードを落とす

霧が濃くなって視界が悪くなると、中央線すらまとも見えなくなってしまう事も多々あります。
そのため、スピードが出ているといつの間にか対向車線に出ているといった事もあり得るので、安全を確認できるスピードまでしっかりと速度を落とすようにしましょう。

たまに、信号が見えないで信号無視して通過していく車を見かけたり、走り慣れた交差点なのに気付かずに進入していたなんて事もありますからね。
霧のぐらいにもよりますけど個人的な感覚で、時速30~40キロぐらいを目安にしています。
もちろん、これ以上のスピードで走っている人もいますけど安全確保のためにはこれぐらいのスピードが走りやすく感じますよ。

とりあえず、自分で大丈夫と思うよりも少し控えめのスピードぐらいがいいと思います。
スピードを落とす分、道路脇や中央線などにある反射板などの目標物を見つけやすくもなりますしね。

車間距離をあける

前方に車がいた場合ついていくだけなので比較的走りやすいので、離れないようにと無理に車間距離を詰めてしまうと危険です。

 

前方の車も実は、視界の悪さゆえに手探り状態になっている可能性がありますし、順調に走っていても、霧で見えなかった障害物に急に気づき急ブレーキや急ハンドルをきる可能性は普段の時の何倍も何十倍も高くなっているからです。

場合によっては安全な場所に停車

停車させることも大切

濃霧も場合によっては、運転中の視界が10m程度になる時もあります。
それほど濃くないとしても、部分的に濃い場所もあります。
ですから、自分の中で運転することに危険を感じるなら、無理に運転を続けるのではなく停車する方が賢明です。

しかし、道路の端では後続車の追突の危険が高いので、必ず駐車場やパーキングエリアなどの安全に停車できるスペースに停めましょう。
安全なスペースに駐停車でたなら、改めて気象情報を調べたり、車の中から幻想的な一時を楽しみながら少し時間を置くといいと思います。
あっという間に、霧が薄くなって晴れることもあるからです。

・注意報の活用をする
・車のライトは、昼間であっても必ず点灯させる
・安全を確保できるスピードまで落として目標物を見つけて目安にする
・車間距離はしっかりあけないと多重事故のもとになる
・危ない時は安全な場所に停車して、ちょっとブレイクタイム

まとめ

景色として幻想的な雰囲気を楽しむ事ができる霧ですけど、運転中に思わぬタイミングで遭遇してしまう事もあります。

そんな時には、まず落ちついてできる対処法を一つ一つとっていきましょう。
霧は条件が揃わないと発生しないので、逆に言うと場合によっては本当にあっという間に晴れることもあります。

もし濃霧が発生してしまって危険を感じるなら、何よりも「慌てず急がず」が一番の対処法となるでしょう。

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