人から癌(ガン)が伝染する??20~30代に拡大中!?

癌が伝染する??

癌(がん)と言えば、「2人に1人は癌(がん)になる」と言われている時代。しかし、その社会問題となっている癌(がん)が、とりわけ若い世代の人達の間で人から人へと伝染していっている事を知っていましたか??

なぜ癌(がん)が人から感染して移っていくのか…

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そもそも癌(ガン)って伝染するの??

癌(がん)と一言でいっても色々と種類がありますが、癌(がん)になる要因も様々です。

例えば、死亡率の高い癌(がん)の種類だと、肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、胆道がん、卵巣がんなどが一般的に知られています。他にも女性ならではの、乳がんや子宮がん、子宮頸がん。男性だと、前立腺がんはとても身近で特によく聞くがんだと感じます。

種類をあげるとキリがない、身体のあちらこちらに現れる病気ですよね…

 

癌(がん)になる原因と言えば、遺伝や生活習慣などが主な要因とされています。
もちろん、それだけではありませんが阻止できない部分が大きいです。

 

しかしこうした要因は、人から人へと伝染するものではありません!!

人から伝染する癌(がん)とは

では、疫病化している癌(がん)なんて本当に存在するのでしょうか??

年々増加傾向にあり問題視されるようになっているその癌(がん)の正体は、ウイルスを元として発症していています。ですから、正確には直接的に癌(がん)に感染している人から感染するのではないのですが、そのウイルスを知らずにまき散らしてしる、もしくは自ら取り込んでいっているのでまさに伝染しているのです!!

 

癌(がん)の元になると言われているウイルスは何種類か存在するのですが、特に問題視されているのが、HPV(ヒトパピローマウイルス)です!!
HumanPapillomaVirusの略であるHPV(ヒトパピローマウイルス)は女性にとっては大敵なので、ご存じの方も多いかと思います。主に子宮頸がんの原因とされているからです。
このHPV(ヒトパピローマウイルス)150以上のタイプが存在し、さらにその中で皮膚に着くタイプと粘膜に着くタイプに分かれるなどしておりその全てが悪さをするわけではないのですが、非情に厄介なウイルスなのは間違いありません。

このウイルスによって子宮頚がんだけでなく、場合によっては外陰がん、肛門がん、男性の陰茎がんさらに!!咽頭がんや皮膚がんになる可能性も生みだすからです。

 

20代~30代の人達の間で、このウイルスを引き金とする癌(がん)の発症率リスクが格段に上がっているのが現状…若ければ若いほど新陳代謝がよく細胞の活動量が活発なため、癌(がん)になってしまうとあっという間に進行していってしまうため、これは深刻な問題となっています。

癌(がん)の原因ウイルスの感染ルートとは??

 

なぜ感染するの??

深刻な問題を引き起こすHPV(ヒトパピローマウイルス)は、性交渉の経験のある約80%の女性が50代までに一度は感染すると言われています。

 

そうです!!このウイルスの感染ルートは性交渉によって感染していくのです。とは言っても、その全ての人が癌(がん)を発症するわけではないのでご安心を。
しかし、女性全体としての死亡率が最も高いのは乳がんとなっていますが、20~30代の女性にとって子宮頸がんは死亡率No.1の癌(がん)となっているうえに、子宮頸がんの女性は増加しているのでとても危険なウイルスとなっているのは事実なのです。

 

そして、性交渉にはセックスだけでなく、男性であれ女性であれオーラルセックス(口腔性交)、もっと分かりやすく言いますとクンニ(クンニリングス)やフェラ(フェラチオ)含まれます。セックスでなければ問題ないと軽視している方は要注意!!
オーラルセックス(口腔性交)によって口の中に直接HPV(ヒトパピローマウイルス)を取り込む行為であり、性器から口腔にウイルスが感染した場合は明らかな症状がでないパターンが多いために自分が感染していることに気が付かないのです。

無症状のことが多いので、自分が感染していることに気付かないままに、更に別の性交渉相手にオーラルセックスを介して性器に感染させてしまうことがあります。

 

そのため、HPV(ヒトパピローマウイルス)のよる原因で発症するのが子宮頸がん、外陰がん、肛門がん、男性の陰茎がんといった性器の周辺だけにとどまることなく、咽頭がんや皮膚がんの発症といった場所への癌(がん)に繋がっている、つまり感染して広まっているわけです。

 

現に、アカデミー男優賞を受賞するほどの有名なアメリカの俳優マイケル・ダグラスは、セックス依存症のため、オーラルセックス(口腔性交)を好んで行っていたために咽頭がんになったとコメントしているほど。極端に言ってしまうと、癌(がん)も性病になっているといっても過言ではないのでしょうか!?

拡大する日本の性病

HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することで発症する癌(がん)がある意味で性病あるように、ここ数年の性病の拡大率は大幅に増加しています。

 

特に、1993年には1000人に満たない人数となった「梅毒」が2013年から2017年にかけて5倍に膨れ上がり5000人を上回っているのです。えっ?そんなに??と思うほどのとてつもない増加率だと思われませんか!?

この「梅毒」は、⻑年放置してしまうと失明や体の麻痺(まひ)といった重大な症状になることも。そして、やはり性交渉で伝染していきます。しかも、この梅毒は主婦の間でも拡大している現状となっていますから、夫婦双方のどちらかによる不倫がいかにはびこっているかが明らかになっていますよね…

こうした、性病が増加傾向にあるのは先進国では日本だけとされているほどですから、正しい理解がいかに必要かを理解できます。

癌(がん)の伝染を予防するためにできること

感染を予防する

性病全般に言えることですが、正しい知識と認識が最も大切になってきます。
特にオーラルセックス(口腔性交)に関しては「妊娠の心配がない」と考えて行っている場合が多く、男性においては8割ほど、女性は9割近くの人が性病などの伝染に関する認識はないようです。まさに無防備状態…

私自身もその一人でした。

しかし、場合によってはもっと悪く「口でなら性病は移らない」とさえ考える人も多いといったデータもあるので、いかに正しい知識がこの世から消え去っていってしまっているからが分かります。その影響は特に若い人達に表れているため、10代女子が性病を患っている率が世界トップクラスといった決して嬉しくないNo.1に評されてしまっているのです。

性関係に対する正しい認識

SNSの利用拡大もあり、10代の子たちの容易な売春行為が拡大してために、性病拡大に一役かっています。そして、HPV(ヒトパピローマウイルス)も拡大しています。

「快楽やお金のためなら、場合によっては死んでも構わない!!」といった感情に駆り立てられるとしても、その先の結果を考えて場合によっては一生苦しむことになったり、若いうちに命を失う可能性が高くなるといった少し先の将来の結果に目を向けることは、予防の第一歩となること間違いなし!!

 

これは、現代に蔓延している20~30代の人達の不倫や浮気問題にも同じことが言えます。
一時の欲求や感情を満たす事と、命を脅かす病気と闘い続けることのどちらを天秤にかけますか??

もちろん、人間の生きる欲求として一人でいる寂しさなどを埋めたくなる気持ちがあるのは事実です。

でも、私は命に関わるものではないですけど事故による後遺症を負って、体調のすぐれない生活を送らざるを得なくなったからこそ、苦しい生活を特に若い人には送って欲しくないので強くお勧めしたいです。若くて体力がある時に、動きたくても動けないもどかしさは辛いですからね…

現実的な予防方法

 

しっかりと予防するために

正しい知識と考え方をもったうえでないと本領を発揮してくれないのですが、実際的な予防策としては、オーラルセックス(口腔性交)の時であっても、避妊具(コンドームなど)を着用する事です。

予防策とはいっても、匂いにおいてもいいものではないですし、コンドームを口にするのは不味くて気持ち悪い事でしょう…

そこで、効果が高いのが子宮頸がんの予防処置として効果が認められているのが、小学6年から高校1年までの女子を対象としたHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンによって感染を予防する事です。
世界保健機関(WHO)も推奨している方法なのですが、副作用が強いといった問題があるため日本ではあまり積極的に勧められてはいません。

 

そのため、子宮頸がんに関しては20~30代の若い女性が発症のピークとなっているので、子宮頸がん検査を2年に1度は行なうことが最善の方法とされています。早期発見できれば最小の処置で済むため、出産には影響しないで治療できるからです。

 

しかし、定期健診では残念ながら根本解決とはいかないのですよね…
最近の考え方ではあり得ないと感じるかもしれませんが、性関係は生涯を共にできる最愛のパートナーのみ一緒に楽しまれることに越したことなし!!に尽きます。愛があってこそ喜びが大きいものですから。

現代の若い人達でとりわけ社会問題へと発展している、癌(がん)へと発展する伝染問題…
一人一人の意識によって、蔓延の拡大を終焉へと追いやるためにいまこそ行動を起こす時代なのではないでしょうか。

 

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