マイクロプラスチックの原因と人体への影響は今後どうなる??

マイクロプラスチック問題

プラスチック製品は私たちにとって当たり前の存在で、いまとなってはなくてはならに存在ともなっています。

プラスチックが開発された当初は画期的なものだったのに、数年数十年したら今度は厄介者となっているマイクロプラスチック問題…

マイクロプラスチックの発生理由と、私たちに与える影響について考えたと思います。

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マイクロプラスチックの原因はいつから始まったのか?

私たちの身近にプラスチック製品は溢れていますけど、そもそもマイクロプラスチックに元となるプラスチックとはなんなのか。それこそが問題の原因となりますよね。

そのプラスチックについて、ブリタニカ国際大百科事典の解説はこうなっています。

樹脂をさすが,一般に合成樹脂のことをいう。樹脂は一般的な性質として加熱すると軟化して,任意の形に成形することができる。すなわち塑性 plasticityをもっているのでプラスチックと呼ばれる。

ブリタニカ国際大百科事典

つまり、簡単に一言でまとめると「合成樹脂」のことです。
これこそが問題の元凶となっています。

プラスチックの歴史を辿るととても古く、数千年前の遺跡から発掘された天然樹脂によって加工された器などが大元となっています。樹木や昆虫などから抽出した樹脂を活用して、加工する技術は大昔からあったのです。

それから時を経て、1835年に有名なフランスのルノーによってポリ塩化ビニル(合成樹脂)の粉末を発明されたところから徐々に開発が進んでいき工業化されていきました。ここからが、合成樹脂の歴史がスタートしたわけです。

私たちの身近な存在の入り口となったのはさらに時が進み、第二次世界大戦終戦後の1945年以降に工業に限らず生活用品へと活用されていき加速的に広まっていったいきました。

そして、ここでポイントなるのが原料です。

遺跡で発掘される時代のものは、天然樹脂でしたが現代は合成樹脂となっていて原料は主に「石油でできています。

天然樹脂ではなく、合成樹脂を科学的に開発した広い意味でのプラスチックは、加工しやすさから爆発的に活用され始めましたが、その当時は問題点には誰も気づいていなかったのです。

マイクロプラスチックの問題点とは

なぜマイクロプラスチックが騒がれて問題になっているのか。

プラスチックそのものは、便利で加工が手軽にできるので幅広い分野で活用できし、コストを安くで抑えることができるから言うことがないじゃないかと思うのですが、科学の発展に付きもののいまは良くても後でしわ寄せがくるパターンです…

決定的な弱点であり、問題点があまりにも酷過ぎます…
プラスチックは劣化してボロボロになってはいっても、バクテリアによって分解されないことです!!
つまり、プラスチックは劣化してボロボロになってどんどん細かくなっていくので、「目に見えなくなったからなくなった」と思えるだけで実際には存在し続けているのです。

大昔の天然樹脂の場合は、最終的な処理を細菌や微生物などのバクテリアによって分解され、炭素、窒素、酸素、水素などの原子、分子に分解されることで「土に還る」つまり本当の意味でなくなります。

しかし、合成樹脂は違います!!

 合成樹脂で作られたプラスチックは細かくなった後の最終処理を、自然界によって行うバクテリアたちが好むものではないので、何十年何百年何千年と極めて微細な状態で存在し続けてしまうのです!!

想像しやすいように例えると、大きな岩が長い年月をかけて太陽にさらされて雨風を受けて少しずつ削られていき、小さなに小石のような状態になります。

さらに、長い年月をかけてその小石が大雨などのよって転がりながら削り取られていったとしても、その小石は砂のような細かい状態になるだけで存在し続けていますよね。

プラスチックも、まさにそうした状態なのでマイクロプラスチックとして存在し続けているのです。

その量はとてつもなく莫大で、現在プラスチックの生産が年間4億トンにも上り、そのうちの2~5%がマイクロプラスチックと化していると推測されているのです!!

マイクロプラスチックはすでに私たちの身体に侵入している!?

マイクロプラスチックが大量に存在しようが、環境に影響がなかったり、私たちの身体に影響がなければ全く問題がないで気にする必要はないですよね。

しかし問題は明らかで、現在(2018年)の時点で、欧州、ロシア、日本の数人の排泄物を調査した結果マイクロプラスチックが含まれていることが分かっています。

マイクロプラスチックは数種類プラスチック微粒子で、大きさは極微細で50~500マイクロメートルだったそうです。

大きさがあまりピンとこないかもしれないので比較例をご覧ください。。

・イエダニ  600~1000マイクロメートル
・チリダニ  300~400マイクロメートル
・髪の毛   50~150マイクロメートル
・スギ花粉  20~40マイクロメートル
・ヒノキ花粉 30~40マイクロメートル

こうして見てみると、髪の毛ぐらいからダニぐらいの大きさのマイクロプラスチックが体内に入っていることになりますよね。パッと見でわかる大きさではないことも分かります。

体内への侵入ルートはどこから??

では、どこからマイクロプラスチックは身体の中に入り込んできたのでしょうか??

主に考えられているのが、飲料水海産物ほこりなどから取り込んでいる可能性が高いと言われています。

現段階では、正確な原因はハッキリとしていないですが、プラスチックが普及してきちんと処理されていないプラスチックの量は計り知れないので、至るところに積もりに積もっているのでPM2.5のように空気中にもただよっているので、知らず知らずのうちに取り込んでいてもおかしくない時代になっています…

黄砂、PM2.5 – 身を守るために出来ること –

とりわけ微粒子状になったマイクロプラスチックの行き先は、陸地のものでも雨が流れて川から海に流れ着くものがどうしても多くなるので、魚介類や海藻類などの海産物はもろに影響が大きくなっていることでしょう…

そのため食物連鎖によって、大きな捕食者たちはマイクロプラスチックを取り込んでしまった小さな生物たちを食べているので、さらに体内に取り込む量も増えています。
放射能汚染の時に問題となった、体内濃縮が起きているのと同じ原理です。

とはいっても、私たちが生活している地上のごく身近なところでもマイクロプラスチックは問題化しています。

その存在が「」です。
蚊といっても幼虫の「ボウフラ」がマイクロプラスチックを取り込んでいるのです。ボウフラは、マイクロプラスチックをエサと区別がつかないために食べてしまうのです。

例えば、使い古したプラスチックのバケツに蚊が卵を産んでそこで成長したボウフラたちは、マイクロプラスチックを食べてしまい体内に蓄えたまま成虫の蚊になっているのが研究でわかっています。

だからといって蚊に刺されると、体内にマイクロプラスチックが入ってくるわけではないですが、地上においても食物連鎖で蚊から捕食生物に取り込まれていくルートが確立されているので、この影響がどう響いてくるのか不透明な部分となっています…

ただ言えることは、確実にマイクロプラスチックは身近な存在となっていることが明らかになってきていて、様々なルートから私たちの身近な環境へと拡大していきているのは間違いないです。

身体に及ぼす影響力は未知数

やはり気になるのはマイクロプラスチックが身体に侵入すると、どんな影響力があるのかですよね。

そもそもが、自然界の掃除屋であるバクテリアですら好まないプラスチックを体内できちんと処理できるのかというと、それは無理な話なのは明らかです。

身体への問題点としては先程少し触れたように、PM2.5のような問題と性質が似ている状態と言えます。

過去に行われた動物の研究では、マイクロプラスチックは最も胃腸内に多く、少量ではあるものの血液、リンパ液、肝臓などからも検出されています。

そうなると、血管のつまりの原因になり、脳梗塞心筋梗塞などを引き起こす一因になってくる可能性もあります。

さらに、胃腸に関しては癌(ガン)の発生率を上げる存在ともなりかねません。

場合によっては、妊娠中の母胎を通して胎児にもマイクロプラスチックが侵入していき、なんらかの発達を阻害する要因になることも考えてられます。

少しでも体の循環を高めて体内にマイクロプラスチックがとどまらないようにするためにどこまで効果的かは未知数ですが、体を内側からキレイにしてくれるサプリを活用するのもありかもしれないです。

とは言っても、現段階では人体への悪影響について詳しい研究が進められている段階なので確証があるわけではないです。
しかし、人体への影響は必ずでてくるものだと個人的には考えています。

温室効果ガスやPM2.5などと同様で人工的に開発されたものは、便利な世の中になる反面どうしてもそのデメリットは自然には受け入れがたいものとなり多くの生物たちや環境に悪影響を及ぼすものとなってきたからです。

そして、その多くは私たち人間では解決することのできない問題となっていて、身体への影響を予防して防ぐことは不可能なものとなっています。マイクロプラスチックもそうした存在の一つといえるでしょう。

歯止めをかけるためにあきらめない!!

「現在問題になっているから手遅れだ!!」と思う面が強いかもしれないですけど、どこかで歯止めをかけなければならないのも現実。

そもそも、科学的な進歩によって生まれたプラスチックは自然界では分解できなくても、同じ科学的な技術によって分解することができるのです。

今回は、プラスチックと一言でまとめていますが、厳密には数種類に分類することができ、それぞれに応じた処理方法が存在しています。

ゴミを分別するのは、その工程がそれぞれ異なるので分けて捨てる必要があるからです。意外とそこまで考えることはなかったりしますよね。

最近は、自然に分解できるプラスチックも開発されているので、いまさら」ではなくて「いまから」が大切です。

また、プラスチックは自然になくなってくれるわけではないのなら、プラスチックのゴミが自然に放置されないようにすることで、私たちは自分の身を守っていくことを心掛けていきたいところです。

 

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