弾道ミサイル実験に続いて、核実験の強行。
そして、また弾道ミサイル発射の準備に…
立て続けの出来事
■ 8月29日
北朝鮮からの弾道ミサイルが、北海道襟裳岬の上空の進路をとっていく、新型弾道ミサイル「火星12型」の実験がありました。
■ 9月3日
そして、昨日に6回目の核実験が行われたばかりです。
北朝鮮も今回の核実験は、「完全な成功」としているため確実な核兵器の技術進歩を成し遂げています。
過去にない規模の衝撃とマグニチュード6.3を感知しました。
その後、豊渓里(プンゲリ)の核実験施設のトンネルが崩壊しましたが、このトンネル崩壊に対しては、わざとなのか、それだけの衝撃を示すものなのか、慎重な見方があるのでハッキリとした事が言えないですが、確かに成功していることを示しているのは間違いありません。
実験の成果を試してみたい…
これだけ上手くいったのだから、その成果を大体的に示したくなるのでは…と心配している専門家の人達がいましたが、そのまさかが!!起こりそうな動きがあるようです。
韓国国防省による報告で、「北朝鮮で弾道ミサイル発射の兆候がある」との事です。
準備されている弾道ミサイルは、大陸間弾道ミサイル発射(ICBM)の可能性があるようです。
昨日の核実験で成功したものは、大陸間弾道ミサイル発射(ICBM)に搭載するためのものだったので今回の動きは、とても不安を煽るものと言えます。
懸念されているのは、実弾発射実験や、大気圏内核実験の可能性があることです。
どちらであっても、世界的に、また私たちに影響を及ぼすような事になるかもしれないですね…
まずは、以前の弾道ミサイル発射の時の反応から教訓や、しつこいようですがJアラートも再確認しておきましょう。
核兵器の備えをする
核弾頭の爆発が一番恐ろしいですが、核兵器の怖さは放射能物質による汚染ですよね。
直接、核弾頭ミサイルが落ちなくても、大気圏内の核実験による放射能汚染あり得るので、放射能汚染に少しでも対応できる術を、覚えておきたいと思います。
1.避難場所
核シェルターに避難するのが、一番最善の避難方法となりますが、日本で核シェルターがある家庭なんてそうそう無いですよね。
ですから、そのような時には、頑丈な建物に避難するしかないのですが、何を目安にすべきかがわからないと意味がないと思います。
できるだけ、放射線透過率を低減できる物を知っておいてそれを目安に避難しましょう。
鉄 → コンクリート → 岩 → 木 → 土
左から順に、放射能を透過しにくいので、鉄筋コンクリートのしっかりとした建物が身近にあれば最善の建物になります。
ただ、その壁も薄くては意味がないので、出来る限り分厚い建物を選びましょう。
2.しばらく動かない
最低でも、49時間は核シェルターに入っている事が勧められています。
ですから、出来る限り頑丈な建物に避難したならば、そこに留まる必要があります。
その間に、なんらかの方法で情報が入ってくれば、その情報に合わせて行動しましょう。
しかし、一番被害の大きいとされる要因の一つである、放射性ヨードは半減期が8日程度とされています。
0.1%程度まで、下がるのに90日かかるので、それだけの期間は有害な状態ですから、出歩く事を控える必要があります。
また、福島原発事故で問題になったセシウムとストロンチウムは、半減期が30年程あるうえに、風に舞いやすく、生物に吸収されやすいので、外の野菜などが汚染されるので食べるのを避けなければいけなくなるでしょう。
実際の放射能の測定は、市販で放射能測定器が売られているので、自分で放射線量も知ることできます。
3.肌を露出しない
ある程度落ち着いた状況となっても、防護服や防護マスクを持っているわけではないので、自分の持っているもので身体全体を保護しましょう。
顔も、口や鼻や目も露出しないようにしっかりと覆うようにして外出する必要があります。
相手は、目に見えない物質なので、直接肌を露出しないことで身を守るのです。
4.電化製品
核実験で明らかな通り、核爆発のエネルギーはとてつもない威力があります。
そのため、爆発の時に強烈な電磁波を発するので、電子機器が故障する可能性がありますから、電源のコンセントやテレビのアンテナも全部抜いておきましょう。
さらに、避難グッズによくあるスペース・ブランケットがあれば、自分の体を覆いつつそれで保護できますが、なければアルミホイルで代用ができるので、情報を取り入れるための電子機器だけでもすぐに保護しておきましょう。
妊婦さんの場合は、お腹を電磁波から守るのを優先してあげてください。
とりあえず、身近で出来そうな事をまとめてみましたが、もしもの事を考えて、震災などの災害セットも準備しておく事も大切です。
家に備えとして置いておいても、今後の自然災害でも必要なるものなので、決して無駄になる事はないですから。
他にも、水や食料などを最低3日分は準備しておく事も、お忘れなく。
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