北朝鮮核実験 – 私たちの影響は? –

北朝鮮核実験強行

8月29日に北海道襟裳岬の上空を、北朝鮮からの弾道ミサイルが通過し大騒ぎになったのも束の間…
今度は、豊渓里(プンゲリ)付近で核実験が行われました。

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北朝鮮核実験は6回目

ちょうど一年前に、核実験が行われて以来の事となっています。

1回目
2006年10月9日に行なわれました。
核実験によるマグニチュード4.2を観測しました。
小規模の実験でしたが、失敗もしくは、部分的な成功とされています。

2回目
2009年5月25日に行われました。
核実験による、人工的なマグニチュード4.7の地震を観測。
2006年の4倍程パワーしたものとなった。

3回目
2013年2月12日に金正恩政権で初めて行なわれた、核実験となっています。
マグニチュード5.1の人工地震を観測。
長距離弾道ミサイルに搭載可能な縮小型の実験が行われたとされている。

4回目
2016年1月6日に、水爆実験が行われました。
マグニチュード5.1の人工地震を観測。
水爆実験に成功したとする、北朝鮮の発表があったが結果は定かではない…

5回目
2016年9月に初めて、本格的な核弾頭実験が行なわました。
マグニチュード5.3の人工地震を観測。
過去最大規模の核実験となった。

 

そして、2017年9月3日午後0時半頃に6回目の核実験による、人工的な揺れでマグニチュード5.6規模の地震波を観測しました。

実験の場所は、1回目から豊渓里(プンゲリ)付近で毎回行なわれているのですが、人工地震の揺れの変化見ていくとわかるように、確実に実験の成功やその威力が増しているのがわかります…

北朝鮮の意思表示?

どんなに圧力を受けても、譲らない態度をアピールしているように感じます。

前回の弾道ミサイル発射実験から、実に5日ほどの出来事なので、世界的にも不安を煽るものとなっているのは間違いありません。

このタイミングで実験を行ったのは、アメリカが現在ハリケーン・ハービーによる甚大な被害の真っ只中であるのも計算にしているのかもしれません。
世界産業の中心地とされている、ヒューストンの洪水被害によって製油所が閉鎖状態にあるので現在は、アメリカはエネルギー供給問題に直面しているからです。

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復旧までに、まだ1~2週間程度はかかるでしょうから、トランプ大統領も思うように動けない状態だと思います。

しかし、弾道ミサイル実験の時とはそれ程関心がなかったトランプ大統領も、今回の核実験に関しては、早急な行動が求められることになると思いますので、冷静な判断をしてくれることを願います。

日本の影響は?

核実験による放射能

核実験は地下で行なわれていたので、放射能の影響は極めて少ないでしょう。
ただし、ゼロと言い切れるものではないので、不用意な外出は控えた方がいいと思います。

傘をお忘れなく

天気予報では、4日(月)は鹿児島県地方に雨が降る可能性がありますし、5日(火)は九州と四国が雨になっているので、大気に舞っている放射能は雨となって落ちてきますから、しっかりと傘をさして雨に濡れないようにしましょう。

 

戦争問題

戦争は起こるのか

こればかりはハッキリとわからないですが、トランプ大統領は気性の荒い方なので、もしもの可能性がある事は、想定しておく必要があるかもしれないですね…

とりあえずは、以前の弾道ミサイルの時の教訓を生かして、Jアラートの設定確認や、Jアラートが鳴った時の反応について改めて思い返しておく事は最低限の出来る事かもしれません。

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今後の情報に注意を払って、必要に応じた行動がとれるように心掛けたいと思います。

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