トランプ米大統領が国連演説で述べた「北朝鮮を完全に破壊するしかなくなる」と言う警告に対して、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は21日付の声明で、「妄言の代価を必ず支払わせる」と強く反発し、「史上最高の超強硬措置を慎重に検討する」と述べました。
この点に関して、北朝鮮の李容浩外相は、「おそらく、太平洋上で過去最大級の水爆実験を行うことになるのではないか」と語っています。
9月23日午後5時29分頃に新たに、中国地震局で地震が観測されています。
10月25日に、太平洋上での水爆実験を示唆した北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)氏の発言を、CNNとのインタビューで、別の北朝鮮高官が「額面通り受け止めるべきだ」と述べたと伝えられています。
北朝鮮は太平洋で水爆実験を行う可能性は…
少しこれまでの動きを振り返ってみますと、最近の北朝鮮の動きは目まぐるしくものがあります。
■8月26日に、北朝鮮から日本海に向けて短距離ミサイルが数発が発射されました。

■8月29日に、中距離弾道ミサイル「火星12型」が北海道の襟裳岬上空を飛び越えていき大きく話題になりました。

■9月15日には、また北海道の襟裳岬上空を通過しています。弾道ミサイル発射の動きがみられる矢先の出来事でしたよね。

■9月21日に、「妄言の代価を必ず支払わせる」と強く反発し、「史上最高の超強硬措置を慎重に検討する」との声明が出されました。
■9月23日午後5時29分頃に新たに、中国地震局がマグニチュード3.4で震度0の地震を観測しました。なんらかの爆発の可能性があるため、何か新たな小規模の実験の可能性があります。
■10月25日に、CNNとのインタビューを通して改めて、太平洋上でも水爆実験を行うことであろうことを述べています。
こうして振り返ってみても、最近は大胆な行動を躊躇なく行っているのがわかります。
と言う事は、やはり声明を出すほどですから、太平洋での水爆実験は本当にあり得そうですよね…
北朝鮮の金正恩氏の強固な反発姿勢
トランプ大統領の警告に対して、怯むことなくむしろ更なる反発姿勢となっています。
「トランプ(大統領)が世界の面前で、私と国家の存在自体を否定し冒涜(ぼうとく)し、わが国を消し去るという歴代で最も暴悪の『宣戦布告』をした以上、われわれも、それに見合う史上最高の超強硬措置の断行を慎重に検討する」との声明をだしました。
金正恩氏が、このような声明を北朝鮮メディアが発表したのは初めてだそうです!!
と言う事は、声明では終わらすに本当に行動を起こす可能性がかなり高いと言う事です!!
さらに、最初の声明から1ヶ月が経過して改めて水爆実験を強調する姿勢を示しています。
経済の動きはすでに反応している
水爆実験の可能性を懸念して、北朝鮮からの声明がでてから、22日午前の東京株式市場で日経平均株価は下げに転じています。
世界情勢に敏感な人達にとって、金正恩氏の直接の声明は実際に行なう可能性が高いものとの懸念が広がっての結果です。
水爆実験が本当に行われたどうなるのか…
水爆と言っても、ピンとこない時はシンプルにまとめた記事をご覧ください。

このとても危険な水爆を直接的に、何処かの国や島を破壊する事はないとしても、様々な影響が心配ですよね…
なんと言っても放射能汚染が心配ですよね。
これまでの北朝鮮の核実験で、微量なりともすでに放射汚染がなされています。
朝鮮の核実験施設は、地盤の関係や施設完備の問題で、厳重な放射能漏れの対策がなされていない事が、韓国国防省の公表で分かっていますから、水脈、海中に放射能漏れを起こしている可能性は否定できないとされているのです。
過去の水爆実験
映画ではなく、実際のマーシャル諸島での実験の動画となっています。
本当に凄まじいものがありますが、こうした兵器を開発しないのが一番なのですが、現在では世界中に核兵器が存在しているの事実ですよね…
映像からも分かる通り、津波のような勢いで波が打ち寄せているのがわかりますよね。この映像のものよりも、現在の核兵器は各段に性能が上がっています。
そのため、太平洋の何処で水爆実験を行おうとしてるのかわかりませんが、日本に影響がでるのは間違いないでしょう。
水爆実験が行われた時の日本の影響は…
自然災害の誘発
何処で行なうかによっては、地震プレートを刺激してしまったり、津波を引き起こす原因となる可能性もあるかもしれません。

なんと言っても、映像にあるようにとてつもない衝撃を生みだしてしまう兵器ですからね…
放射能汚染
密閉空間でなければ、放射能汚染は間逃れません。
空気中からにせよ、海水を通してにせよ急にではなく少しずつ人体を蝕む元となってしまいます。
ガンの発症率が上がるなどの数年後に、影響がでてくるものとなり得るのです…
電磁パルス
それだけでなく、実験を行う場所によっては、先日話題になった太陽フレアの電磁波問題よりも強力な電磁パルスの影響が一番の恐怖です。

何かと電子機器に頼っている現代において、電磁パレスで電子機器がマヒすれば多くの人の命に関係してしまうからです。
信号や電車、飛行機が止まったり、病院の設備が停止するだけの被害がでればどうなるでしょうか…
実際に出来る事は限られていますが、以前の記事を参考にして頂ければと思います。

妊婦さんの方は、太陽フレアの時の記事に少し対処があるので、そちらを活用できると思います。
まだ、本当に水爆実験が行われるか、何処で行なうのかわかりませんが、いままでの流れからすると、実際に行われる可能性は高いのかもしれません…

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