災害が起きた時のためにできる身近な備えと言えば、「防災リュック」ですよね。
特にいまは、「南海トラフ地震」が注目を集めていますけど、「首都直下型地震」、さらには北海道東部にある千島海溝は破壊的な規模の被害となる地震はどれも発生確率が70%を超えているのが現状です。
「そうは言っても、本当に防災リュックは必要なの??それは話が別でしょっ」
て思ったりしませんか??
もしくは、
「防災リュックを準備しようとは思っているけど……」
で終わっている人も多いのでは!?
大丈夫です!!
いまから揃えば問題ないからです!!
南海トラフの備えに防災リュックを持っている人
南海トラフや巨大地震の発生確率が高いとは言っても、みんながみんな防災リュックを備えているわけではないですよね。
正直いって私もその一人でしたし。
準備をしようと思いつつも、なかなか必要性を感じにくかったりしますからね。
それで準備しようと思って色々と調べてみたところ、
実際に「準備している人」は、全国で6割から7割近いそうです。
あれ!?自分は準備に乗り遅れている!!
と自分も準備をする前は衝撃を受けましたよ…
少し想像してみてください。震災が起きたので、避難するために避難所に行って周りを見渡すと持っている道具の差はあるけどほとんどの人がそれなりの防災リュックを背負っていたり持っていたりするんです。でも、自分は手ぶら…
そんな状況だと居づらくないですか!?
じゃあどんな人が防災リュックを準備しているの??って思いますよね。
よっぽどのしかっり者さんか几帳面な人では!?なんて思ったりしませんか?
実は、防災リュックを準備している率が一番高いのは阪神淡路大震災や、東日本大震災、熊本地震などの震災を経験した人達なのです。
それだけ震災の怖さやひっ迫した状態になる事を知っているので、防災リュックなどの必要性が高いのは間違いない!!持っていて損はない!!
っこと示しているんですよね。
次に多いのは、震災経験者でなくてもやはり家族がいると防災リュックの準備率が高いです。
大規模な災害になって、消防や自衛隊などの救援がくるまでに最低でも3日はかかるとされていますから、3日間何も持っていなかった経験しているとその必要性に強く感じますよねぇ。
YouTubeがよく、無人島に何も持っていかないで何泊か生活するといった企画をしていますけど、見ている分には楽しくても実際にその場にいてしかもその先も不便な状態が続くとしたらどうですか??
実際に東日本大震災の時は、早くて3日でしたけど少し街中から外れると1週間近くは救援が来なかったりしていました。
南海トラフ地震などの大規模災害になったら、道路もまとも使えなくなる状態で、しかも救援を行なう人の人数が足らなくなれば、もっと待たなければならない可能性もあり得ます。
そんな救援を待たなければならない間に、
「自分は防災リュックを持ってないので、少し分けてもらえますか…」
なんて言えないですよね!!
そもそもみんな自分たちの事で精一杯なので、誰かに必要な物を分けてもらったり貸してもらったりする事ができるでしょうか。
隣に誰が住んでいるのかも分からない時代ですし難しいですよね…
夫婦ですら、避難生活で限られた食料を食べた食べないでケンカになって離婚する人達がいるぐらい壮絶な状態になるんですから…
南海トラフに向けてどんな防災リュックを準備する
とは言っても、南海トラフみたいな巨大地震のに向けてどんなもの準備すればいいの…と悩んでなかなか準備できなかったりしませんか??
なんと言っても防災用品入りのバッグやリュックはたくさんあるので、どうしていいか分かりづらい…
そしてもう一つ!!
防災リュックを準備していない、残りの3~4割の人が準備していない多くの理由が、
「荷物が邪魔になるから」
でした。という事で、自分も抱えていた2つのポイント!!
・防災リュックやバックやの種類が多すぎて考えるのが面倒。
・防災リュックは災害時以外で邪魔になるイメージがある。
それを解決するためにどうするかといいますと。
防災リュックはすぐに持ち出せる分を準備する
避難する時の基本は「一次持ち出し」と「二次持ち出し」が必要っていいますよね。
でも、最近では防災グッズもコンパクトで持ち運びやすくなっているので、基本の考え方は変わらないとしても、準備はそこまでこだわらないでもいいんじゃないかと思ってます。
「一次持ち出し」→ すぐに持ち出せる最低限の分
「二次持ち出し」→ 余裕のできた時に持ち出す分
こうやって考えると、とりあえず「すぐに持ち出せる最低限の分」を間違いなく準備して必要な物をしっかりと抑えておけばいいわけですよね。
というか、南海トラフレベルの地震だととりあえずパッと持ち出せるレベルが精一杯でしょうから。
そこで、「すぐに持ち出せる最低限の分」が重要なので、こだわるべき4つのポイントを絞ってみました。
「持ちやすさ」「必要な物が揃っているか」「軽さ」「生地の質」です。
防災リュックの持ちやすさ
どんなにしても持ちにくいと、パッと動けないでモタモタすることになります。
なので、一番持ちやすいタイプと言えばやっぱり、「リュックタイプ」です。
しかもちゃんと、胸の所で左右の肩ひもをパッチと固定できるものが断然いいです!!
その方が、自由度が上がるし固定できれば疲れにくいです。
うちは家族がいるので、人気の高い「キャリータイプ」もいいかなぁと思ったんですけど。
この「キャリータイプ」はAmazonだとバッグだけはあるのですが、防災セットだとなかなか無くて楽天で探すとこういった防災セットになっています。
こうしたタイプは、メリットとして疲れた時などに転がして運べることですけど、デメリットがリュックタイプよりも「若干重くなる」のと、「コンパクトにならない」です。そして、災害で路面が荒れると転がしたり持ち上げたりで結局大変になることです。
防災リュックの必要な物
最近のセットは、色々と入っていますよね。
逆に、どのセットの内容がいいのか選ぶのに迷って比べるのも疲れるぐらいです…
なので、必要最低を見極めるためにリストにしてみました。
- 食料や水
- アルミブランケット、衣類、靴
- 懐中電灯類、充電器
- 救急セット、簡易トイレ
- 歯ブラシ、石けん、タオル、トイレットペーパーなど
食料に関しては、最低3日分の食べ物。
水は、季節によりますけど一日1~2リットルは欲しいので3日分で3~6リットルは必要ですね。命を維持するには、食べ物は7~10日なくても生きられるけど、水は3日飲まないと危険な状態になると言われているので、生きて行くには水の方が必需品!!
※水を効率よく保存しておく方法については、南海トラフや巨大地震に備えて非常用の保存水を無駄なく準備するおすすめの方法を参考にしてみてください。
懐中電灯はLEDライトで、携帯などのモバイルバッテリーになるUSB充電器と、ラジオがセットになっていて、手回しやソーラー充電できる機能はいまや必須。
そこでポイントなるのが、充電に関しては回し続けないといけないタイプではなく、電池のようにしばらく貯めておけるタイプかをしかっりと見極めて選んだ方が絶対にいいです。
そうでないと、いざという時に大して役に立ってくれませんから。
簡易トイレも絶対に外せません。
仮設トイレが設置されても、順番待ちで思うように使用できるものでもないので、いざという時のために備えておくに越したことないです。
東日本大震災の時は、簡易トイレは長蛇の列で大変だったみたいですから…
避難生活で体臭や口臭は、人にも自分にもストレスとなるので、歯ブラシや体拭きなども無くてはならないものだと思います。
特に、夏に災害が起きた時にはその必要性は一気に跳ね上がりますから!!
後は、必要に応じて必需品になるものです。
セットで入っていればいいですけど、無くても買い足すつもりでもいいと思います。
- 食器、缶切りなどの万能ナイフ
- 水と食料を温める発熱材
- 生理用品、オムツ
- テントやレジャーシート
- サランラップやアルミホイル
震災の時に特に必要が大きかったのは、生理用品とオムツです。
これらは、よっぽどでないとセットにないものなので、代用する手段もありますけど忘れずに足しておくべきアイテムです。
サランラップやアルミホイルも、使い勝手の幅が広いので1本ずつでも忍ばせておきたい隠れた力持ちですよ。
あとは個人的に防災リュックに入れておいているものです。
- 保険証などの大切な書類
- 周辺の地図、筆記用具
- クレジットカード、現金
- 家や車のスペアキー
防災セットは軽い方がいい
防災リュックは極力軽いに越したことはないです。
思っている避難場所に行けないので、遠くまで移動する必要があったりする時は、体力温存のためにも荷物が軽い方がいいですから。
特に小さな子供がいたり、高齢の親がいる場合などは自分以外の荷物や助けてあげる時に、自分の荷物が重いとそれだけで疲れてしまいますので。
ただ、軽さばかりを意識して中身の必要な物のグレードを下げるのは意味がないので、色々と調査した目安として1人分の必要な物が揃っていて4キロ台に収まっているとかなり軽いものだと思います。
防災リュックの生地の質
最近の物は大抵ついている機能ですが、撥水もしくは防水性は絶対の必須性能ですよ。
最近は大雨の災害が増えているので、少しの撥水性能もないと中身が濡れてしまうので、せっかくの避難セットが濡れてしまうと悲しくなりますので。
南海トラフの備えに一番のおススメ防災リュック
「持ちやすさ」「必要な物が揃っているか」「軽さ」「生地の質」をトータル的にみておススメなのが、防災士厳選の防災グッズ36点セットです。
「3日間生き残る」をコンセプトにしてあるため、救援までの間をしのぐ分の食料や水が備わっています。
水はすこし少なめですが、水を貯める携帯タンクがあるのでそこに貯蔵しておけるのも嬉しいポイントですね。避難所生活になると、水も配給され始めるので貯めておけるものは重宝する優れものになりますから。
ソーラー&手回しで充電可能なLEDライトは、モバイルバッテリーになるのでiPhoneでもAndroidスマホでもしっかり充電できるし充電ケーブル付き!!
充電できるのにケーブルがないパターンが多いようなので、小さな点も気遣われている感があります。
さらに、一度発電しておけばしばらく貯めておけるタイプとなっているのは心強い!!ここは、しっかりと抑えておきたいところだったので、まさに言う事なし!!
エアマットは195センチあるので、そうそう足が出てしまう人はいないですね(笑)
私は172センチなので、余裕も余裕です。
東日本大震災の避難生活で際立って多かったのが、エコノミー症候群でした。
なので、身体を伸ばして休める時にはしっかりと休めるようにすることも、避難生活で大切なことですからね。
他にも、体拭きや歯ブラシ、携帯トイレ、色々と応用できるラップなどなど細かい必要なものはしっかり揃っています。
でも、足りないと思う場合は自分で足したり、自分好みの物に変えるのもありだと思います。
南海トラフの備えとして、リュック自体の質も問われますよね。
しかし、このリュックは色々と揃っているのと重くなりがちな防災グッズですが軽量化を図っているので、見事に軽くで済むように収まっています。もちろん撥水効果もある生地となっているので、災害時の雨にも強いですから文句のつけようがない!!
しかし個人的に一番注目したいのが、なんと言ってもまさかの5年保証です。
これは、なかなか無い特典となっているのでとてもありがたいです。
防災リュックは、実際に5年間使わない可能性もあるじゃないですか。
でも、保証がついているからもし4年間放置で点検してみたときに故障していたら保証で新品と交換できるんですよ!!
もちろん、5年以上経っても使えるものですけど保証があるだけで気持ち的にも、十分に元を取れている感じがしますよね。
しかも、大きさが縦43センチ、横33センチ、高さ14センチの箱で送られてくるので、邪魔になりにくいサイズなのも嬉しいところですね。
A4用紙を2枚横に並べたぐらいの大きさよりもほんのちょっと大きいぐらいなので、邪魔になる心配もクリアーです!!
防災士厳選の防災グッズ39点セット【ディフェンドフューチャー】
余裕のできた時に持ち出す分もあると安心
避難している場所が、へき地だったり小さな避難所だと大きいくて人が多く集まる避難所よりも時間を要するので、3~10日分の特に食料や水、調理用の火や衣類などを「すぐに持ち出せる最低限の分」とは別に備えておくと安心感が増すだけでなく実際に役立ちます。
そうした蓄えを車庫や倉庫の取り出しやすい場所、埋もれてしまっても外から取り出せそうな場所に保管しておければある程度自立した避難態勢がとれます。
やはり南海トラフや首都直下型地震を懸念して、BOXの中に入れて保管したり、家のどこかに非常食をいつもストックしている人もいますよね。
運びやすさに欠けますが、耐久性や耐火性に優れている悪条件下に強い消防士のためのバッグに保管しておくのもありかもしれないです。専門的な技術が盛り込まれている、ちょっとした変わり種となっています。
震災時には火事の可能性が高くなるので、その点を想定しておく事も大事なポイントの一つになりますから。
防災リュックの中身を買い足すのに便利なサイト
他にも、楽天市場やAmazonなどのショップで探すと結構色々な商品がありますけど意外と思っているアイテムが手に入らなかったりしませんか。
専門のショップで探してみると意外な防災アイテムもあったりするので、紹介しておきます。
『atRESCUE』
防災セットが主にメインになっていて、人気が高くて機能性のあるセットが数種類。
特に、3WAYタイプは楽天市場やAmazonでも見つからないセットもあるので必見です。
他にも、セットに足しておきたい食料や水などの防災グッズもそれぞれで売っているので、買い足しにとても便利なサイトとなっています。
アフターフォローもしっかりと備わっていますよ。
近づく南海トラフへの備えがまだの人は、是非ともこれを機に準備してください。
無いとあるでは絶対に大きな差が出るものとなりますので。





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