今年最後の上陸になるか!? – 台風21号LAN –

台風21号接近

ここのところ、グッと冷え込む日が多くなってきましたよね。
すっかり秋を感じる季節となりましたが、台風21号がどうやら接近してきそうです!!
※今後接近や上陸など情報を更新していく予定です。

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久しぶりの台風接近か!?

今年は、7月に台風が一気に増えてから8月が大して台風の気配がなかったですよね。

かと思えば、9月に入って台風18号が各地に大きな影響を与えました。
全国的と言うよりも、局地的な被害が大きかったですが、日本全国に影響を及ぼす台風だったので印象が強い台風でもありました。
ブーメラン台風と言った方が、思い出しやすいかもしれませんね。

404 NOT FOUND | 災害対策know the
生活の中の小さな事から大きな事まで対処したい!!

今年は台風が少なかった??

今年の台風は、平年よりも少なく感じませんでしたか。

私もそう感じた一人でして、8月の終わりには「あれ??台風こないなぁ…」と感じたので、その時に平年のデータを調べて「台風が来ない?? – 2017 –」として取り上げさせていただきました。

台風が来ない?? - 2017 -
クセの強い台風5号が各地で被害をもたらしてから、あっという間に1ヶ月が過ぎました。 それからと言うもの、今年は全く台風がかすりもしてないと思われませんか?? もう少し台風について耳にするはずが、ここのところはパッタリです。 被害がないに越したことは...

しかし、その時はあまり皆さんの関心がなかったので、とても不評な記事として埋もれていく悲しい事態となっていたので、あくまでも自分が個人的に感じただけなのたろうと思っていました。

 

と思っていたら、9月の終わり頃からずっと注目を集め始めて、一気に人気のある記事となっている今日この頃です。

やはり皆さんも、今年は体感的に台風を少なく感じているですね!!

 

実際のところは、以前まとめたデータからすると…
平年並みのペースみたいですね(笑)

ただ、7月にまとめて発生してから、ポツポツと発生する台風はほとんどの台風が中国大陸の方に行ったいるため、天気予報などでもあまり見かけることがなかったので、今年は少なく感じたようです。

そう思っていたら!!
台風21号の接近だけにとどまらず、本州上陸が濃厚になっています。
時期的にも、2017年最後の台風上陸となるかもしれませんね…

台風21号は接近だけでなく上陸も!?

進路は本州に向かいそうだという事で注目を集めていますが、名前が私たちに馴染みある「LAN」という事ともあって、注目を集めるものとなっていますね。
ちょうど0無線LANのWPA2の脆弱性が問題視されているため検索キーワードで、違う意味でも

台風21号の「LAN」という名前は、マーシャル語で「嵐」となっていますから無線LANのLANとは全く関係がないので、たまたまタイミング的に人気のキーワードがかぶってしまったようです。

 

また、台風18号の時にコロッケを買い込んだと話題となり、今回の台風21号でも「台風コロッケ」として注目を集めています。

そのためイオンが、台風の進路に合わせて通常よりもコロッケを5割多く用意するそうです。

 

そんなマメ知識はさて置き。
台風21号の今後の動きを把握しておきたいですよね。

台風21号の進路と規模

 

2017年10月18日現在の気象庁が発表している、進路予想図と台風の状態です。

台風の進路や、風の強さの目安は以前の記事を参考になると思います。

台風 -どこへ行くの?台風情報で知る -
大雨や暴風によって、毎年必ずと言っていいほど何かしらの被害をもたらす「台風」。 最近では、進路が九州沖縄地方よりも、本州のあちらこちらに上陸したり、北海道に上陸したりと、今までにない被害をもたらしています。 いつ、自分の所に上陸するかわからなくなっ...

台風21号10.18時点

18日18時の気象庁の実況
強さ強い
存在地域フィリピンの東
進行方向、速さ北北西 20km/h
中心気圧970hPa
中心付近の最大風速35m/s
最大瞬間風速50m/s
25m/s以上の暴風域全域 90km
15m/s以上の強風域南側 560km
北側 390km

現在の予想だと、22日(日)頃に沖縄に近づきそのまま北上していきそうです。
地域によっては、稲刈りシーズンなので稲刈り前だと被害が拡大しそうですね…
この時期は、秋台風なので移動速度が速く、大雨を降らせる可能性が高くなりますから。

そして、もう一つの危険要素として、秋雨前線との相乗効果で局地的な大雨が起こる可能性があることです。

秋雨前線17101818

まだ、進路や状況はどう急激に変わるかはわからないですが、現段階での気象庁の予報では、以下のように勢力をかなり拡大する見込みがあるようです。

21日15時の予報
強さ非常に強い
進行方向、速さ北 15km/h
◆中心気圧920hPa
◆中心付近の最大風速50m/s
◆最大瞬間風速70m/s
◆予報円の半径310km
◆暴風警戒域全域 540km

現段階の気象庁の予報では、920hpaまで勢力を強めるとみられています。
台風18号の時のように、実際にはここまでの勢力でないとは思いますが、いまから上陸のつもりで前もっての台風対策をしておくに越したことはないでしょう。

10月20日の予報

台風21号の予報10月20日

20日21時の実況
◆大きさ超大型
◆強さ強い
◆中心位置北緯 20度00分
東経 130度20分
◆進行方向、速さ15km/h
◆中心気圧950hPa
◆中心付近の最大風速40m/s
◆最大瞬間風速60m/s
◆25m/s以上の暴風域全域 220km
◆15m/s以上の強風域南側 950km
北側 750km

勢力的には、950hpaを維持するような形でこちらに向かってきています。

スピードは15km/hですがジェット気流に乗ると一気に加速してくるのが、秋台風の特性なのでいまは大丈夫でもあっという間に加速してきます。
このジェット気流に乗るタイミングで、どこに上陸するかも変わってくるのですが、関東はかなり濃厚なルートになりそうですね…

あと、かなり離れていても影響がかなり強くでるとされているので、住んでいる場所に上陸はしなくても、暴風と大雨にご注意を。

一番気がかりなのは、実りの秋だけに農家の方の被害が最小限で済んでくれればいいのですが…
農作物によっては、うねを上げて排水を良くして対策をしている所もあるようですね。

10月22日

台風21号の予報10月22日

22日21時の実況
大きさ超大型
強さ非常に強い
存在地域潮岬の南約160km
中心位置北緯 32度05分(32.1度)
東経 136度10分(136.2度)
進行方向、速さ北北東 50km/h
中心気圧945hPa
中心付近の最大風速45m/s
最大瞬間風速60m/s
25m/s以上の暴風域全域 280km
15m/s以上の強風域西側 1300km
東側 750km

現在の段階で避難指示がでている所が、千葉、東京、福井、三重、京都、大阪、奈良、和歌山、山口、徳島、香川となっています。

避難勧告は、茨城、神奈川、石川、山梨、静岡、愛知、滋賀、兵庫、鳥取でさらに広範囲で出ているので、今晩は油断のならない夜となりそうですね…
避難準備は、岩手、福島、栃木、埼玉、長野、岡山、広島、愛媛、高知、大分となっています。

三重と奈良では、河川洪水氾濫が発生しているので被害拡大が心配ですね…

和歌山、滋賀、京都、大阪でも河川洪水氾濫の危険な状態になっていますので、気が抜けない状況となっています。
特に、淀川水系日野川は氾濫危険情報が発表されていますので、常に最新の情報に注意しつつ早めの避難が必要になりそうな状態です。

22時45分には停電のため、岐阜羽島と米原間で東海道新幹線が運転見合わせとなっています。

 

これから、23日の朝にかけて関東から北陸にかけてさらに被害が拡大すると思います。
今晩は、眠れぬ夜となりそうですね…

また、北海道では台風の影響で、大雨や暴風に加えて大雪や吹雪になる可能性があるようなので、警戒が必要となっています。

 

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