
台風や大雨の影響で、家が被害を受けることは珍しくありません。
しかも、ここ数年の台風は、「台風の通り道」だった沖縄から九州を抜けていくルートではなくて、いきなり近畿地方や関東に強力な台風が行く時代となりました。
台風21号(チェービー)がまさにその台風被害の痛々しい一例です。
他にも、2017年に起きた「九州北部豪雨」や2018年の「西日本豪雨」も、雨による被害となりました。
記録的大雨といった言葉も、いまでは当たり前となってしまっていますし、「今までに経験したことのない雨」といった表現も1年の内に何回か耳にすることがあるほど被害を被る災害です。
2018年2月に北陸・福井で発生した大雪も、予期せぬ大きな被害となりました。
福井市では、1981年の「五六豪雪」の大雪以来の130センチを越える積雪となるほどでした。
そうした台風、大雨、大雪の被害は、火災保険で下りるって知っていましたか??
そのためには、まず入っている火災保険を確認しておかないといけません。
台風被災時などにも火災保険が下りる保険か
以外と、台風や大雨や大雪といった最近増えている災害に、火災保険が下りことを知らない人が多いようです。「火災保険は火災だけ」とか「雷はOK」といった感じで覚えていたりしますからね。
もちろん、保険会社やプランにもよりますけどほとんど場合、台風や大雨や雪、さらに雹(ひょう)に対して保険が効く、風災、雪災、雹(ひょう)災に対応しています。
火災保険 = 火災、雷、台風、雨、雪、雹(ひょう) OK!!
と大体の保険はなっているんですね。
しかし、必ずではないので台風や大雨や大雪の被害を申請して相応しい保険料をもらうことのできる保険に入っているのかまずは確認しておきましょう。
新築を建てる時には必ず火災保険に加入されていると思うのですが、以外と保険料を抑えるためにあまり幅のないプランに入っていたり、その逆でとりあえずなんでも保証されているプランにしてあっていらないオプションがあるものに加入していたりしますからね。
火災保険の申請は難しい??
火災保険の申請は人によっては厄介で難しいという声もあります。
一般的に難しいと言われている理由として、こういった声が多いです。
- 被災による損傷か経年劣化によるただの劣化なのか判断が難しい
- 被害箇所を見下ろしたらその分は保険が貰えない
- いつのどの災害の時に被害がでたものなのか具体的に特定する
- 保険会社や被害の鑑定人とのやり取りが大変
- 業者にお願いすると高くつく
などいった理由で、結構泣き寝入りする人が多いのです。
申請がきちんと上手に出来ていないと、申請が通ったとしても本来貰えるべき額で下りずに減額されたり、申請自体を却下されるといったことにもないわけではありません…
もちろん、誰がどう見てもはっきり分かる被害ならまだやりやすいのですけど、業者の人に見積書を書いてもらうのに、もし見落とした分があった場合はその分の保険は下りません。なので、ちょっとした被害だったりだと手間や面倒を考えると、
「まあ、これぐらいなら大したことないしいいかなぁ……」
なんて気持ちにもなるわけです…
そのため、実際に台風や大雨や大雪の被害に遭ってしまった時に、火災保険が下りることを知らなかったり、下りるのは知ってはいても面倒なので諦めている人が多いのが現実。
せっかく火災保険を払っているのだから、相応しい補償を受けなければ意味がない!!
でも、台風や大雨、大雪でちょっとした被害で火災保険を請求するだけの価値があるのでしょうか??
自然災害で火災保険を申請する価値がある

火災保険を請求して実際どれぐらいの額が下りるのでしょうか??
それ次第では、大きな損害がでていないのであればわざわざ面倒な請求をするだけの手間がもったいないですしね。
「火災保険なのだから、火災の時にしっかりと下りてくれればいい!!」
という方もいると思いますが、自然災害での火災保険が下りる額を知ったら損していると感じるはずです。
保険は貰うために入っているのであって、無意味に支払い続けることの方が損ですからね。
火災保険は条件によって違いがありますけど、火災を始め、風災、水災、ひょう災、雪災で被災した時に保険が下りるものに加入している場合だと、そもそも自分がいくらぐらい支払っているかご存じですか??

が大体の火災保険加入の相場となっています。
マンションの人にとってはそこまで気にならかもしれないですけど、一戸建ての人にとっては長い目で見ると結構な額を支払っているので、請求できるなら請求しておいた方がいい額ですよね。
火災保険で実際に下りる額の目安
では、実際に保険を使うとどれだけの額が下りるのでしょ??
その具体的な額次第では、多少面倒でも請求しようといった気分になると思います。
場所や築年数、損傷具合によってかなりの差が出るためはっきりとした額を取り上げるのは難しいのですが、雹(ひょう)で窓ガラス割れたりするだけでも修理費用に10万円を軽く超えたり、台風や大雪で屋根が割れたり剥がれたりすると100万円の規模になります。
大規模災害にもなると、1000万円を超えて保険が下りることもあるので正確な調査が重要になってきます。
そもそも保険は、損害を相応しく補償するためのものです。
一戸建てが払う10年間の火災保険の高い額だと約23万でした。
保険の条件にもよりますけどちょっとした被害でも修理代は高くつくので保険がおりて治せれば、「本当に本当に保険に入ってて良かったぁ♪」って気持ちになりますよね。
そうです!!
そのために、保険に入るのですからちゃんと活用しないと意味がないです!!
自分にあった保険会社を選ぶ
まずは、火災保険ではどういった手順で申請するのかかが分からないのとどうにもならないですよね。
手続きについては「台風、大雨、大雪、竜巻被害で火災保険をもらうために知っておくべきこと」の後半の方に載せてあるので参照していただければ分かると思います。
そして、大切なのは自分の状況にあった火災保険に加入しておくことです。
状況に合わせた火災保険を選ぶ
火災保険に加入するなら、どんな保険でもそうですけどある程度有名な会社でないと心配になりますよね。
「安ければなんでもいい!!」とはいかない分野ですからね。
でもそうなると、ざっとでも15社ほどはあります。
1件1件確認していくのもいいのですが、こういったのを調べるのって結構大変ですよね…
肩こってきますし…
なのでざっくり調べるだけなら『価格コム』が楽です。
有名どころを10社いっきに大体の見積もりが見れますから。

でも、本格的な見積もりを考えているなら、価格コムよりも『保険の窓口インズウェブ』の方がいいです。
自分の状況や要望を19ほどの項目をチャックしながら考慮してもらい、有名な保険会社15社からの見積もりを立ててくれるので、自分に合った火災保険を見つけやすいですから。
しかも、無料なので気軽に問い合わせできます。


台風や大雨でも火災保険は活用しよう
一生の内に何回とあるものでもないので、せっかく加入している火災保険をただ無駄に支払い続けるのではなく、しっかりと活用できるものは活用して、近年増えている災害に対処していきたいですね。
思わぬ額の保険金が下りる可能性があるかもしれないですから。
というよりも、そのための保険ですから!!
そして、ちゃんと修理することで次の自然災害のための防災の備えにもなりますから。
また、ランニングを考えて自分の状況に合った保険を選びましょう。
そうでないと、自分に必要なはずの保険がサポートされていなかったり、いらないプランに入っていて無駄な出費をしている可能性がありますから。
時折、火災保険も見直して防災のための備えとして活用していきましょう。


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