アメリカのハリケーンによる二次災害で足切断も!?日本でもあり得る現象…

ハリケーンの恐るべき二次災害

アメリカで大規模災害をもたらした、ハリケーン・ハービーとハリケーン・イルマ。
その影響による、記録的な大雨で広範囲にわたる洪水被害を及ぼしましたが、思わぬ二次災害が発生しています。
洪水被害が多い日本でも、今後似た症例があり得るかもしれません…

ハリケーンによる洪水被害の二次災害

日本でもよくあることなのですが、大雨警報になるような急激な雨が降り続けると、排水が追い付かずに足まで水に浸かるような床上床下浸水の状況になりますよね。

アメリカの今回のハリケーンによる洪水は、瞬時にそうした浸水状態になり、胸まで水に浸かるような状況になりました。

以前に記事で取り上げましたけど、記録的な異常な雨過ぎてワニが住宅街に避難してくるほどでしたね。

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そうした浸水状態が激しいため、ボートの台数が足りなくなり、救助作業は水に浸かりながら助け出したり、泳いで避難する人もいたほどでした。

浸水した水は川や海水だけじゃない!!

 

下水も流れてくる

大雨によって、河川が決壊したり満潮時に海水が逆流してくるといったことは、日本の最近の大雨災害でもよくある事ですが、浸水する水はそれだけじゃないですよね!?

 

最も触れたくない水…

下水も流れてきています。

つまり、キッチンでお皿を洗ったあとの水や、シャワーを流した水だけならいいのですが、トイレなどの汚水も溢れて出てきます…

 

もちろん、避難することが最重要なのですが、浸水しているのを面白半分でSNSの動画ためにわざわざ入っていくのは、そうしたリスクも考えて行動する必要があるわけですね。

恐ろしい洪水汚水のリスク

実際に、アメリカが直面している問題は、汚水から下痢を引き起こす大腸菌のまん延です。
身体についてた汚水が、口などに入ってしまい健康被害がでている状況…

群馬県と埼玉県にある総菜店の惣菜からO-157に感染して、3歳の女児が亡くなり問題となりましたが、O-157はまさにその大腸菌の一つとなっています。

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しかし、O-157と同じように大腸菌の感染を防ぐことは、記事にも載せてありますが感染予防は決して難しいものではありません。

もちろん、感染していまうと小さい子供や年配の方にとっては、命に関わる問題になりかねませんから、小さな問題では済みません。

 

ですが、もっと別の問題が発生しているのです!!

命にかかわるバクテリア感染

手術によって切断も…

2005年に起きたハリケーン・カトリーナで発生した洪水で5人が死亡、足を切断する事になった人が22人もでる原因となったバクテリア…

それが、ビブリオ属というバクテリアです。

 

しかし、聞きなれない名前ですよね?
コレラ菌や腸炎ビブリオと聞くと、なんとなくピンッとくるものかもしれません。

 

入った時の症状

発熱、強烈な嘔吐や下痢、粘血便を起こし、まれにこの菌が産生する耐熱性溶血毒により心不全で最悪の場合は命を失います。

生息環境

世界中の海水中や海泥中に広く生息。
日本では一日の最低気温が15℃以上で、海水温度が20℃以上になるといった条件を満たすと海水中で大量に増殖し始めて、魚介類に付着します。

 

そのため、洪水時には流れ込んできた海水や、排出された下水から感染する可能性がでてくるのです。

ビブリオ属は、毛穴や傷口、乾燥肌、水虫、湿疹などからも入り込み感染します。
感染すると、赤く腫れ蜂巣炎(ほうそうえん)という炎症が起きた組織を顕微鏡でみると蜂の巣切った断面のような感染症を起こすのです。
糖尿病を持病でもっている人や、免疫が落ちていると特に起こりやすい症状となっています。

そのまま治療せずに放っておくと、あっという間にゾウのように腫れあがり、さらに進行すると壊死し始めるため、切断手術が必要になります。
場合によっては、30%の確率で命を失ってしまうのです…

もしかしたら科学汚染水も…

工場からの水

洪水で溢れでてくる水は、どこから出てきているかわからない未知数な一面があります。

もしかしたら、何処かの化学薬品を扱う工場からの処理しきれていない薬品が混ざっているかもしれません。

下水の水には、何が混ざっているのかわからないので、洪水や床下浸水になるような時には可能性な範囲で、水に入らないことが一番ですね。

洪水が実際に身近で起きたら

日本での洪水被害

アメリカのハリケーン被害による洪水は、かなり大きな規模でしたが、日本でも局地的な豪雨による河川の氾濫などが多くなっています。

海の近くで、満潮時に海水が逆流してきたり、下水から危険な菌やバクテリアがまん延する事は増えてくることでしょう。

工場地帯の大規模洪水が発生した場合、岐阜県瑞浪市で起きた白い顔料を含む産業廃棄物の土砂等流出のような事故が、今後起こらないとは言い切れませんからね…

洪水被害に備えておく

こうした教訓から、一番は洪水になる前に、先に避難しておく事が大切です。
そうすれば、汚染水に足や皮膚に触れることもありませんからね。

河川や海の近く、工場などが近くにある場合、そして過去に洪水が発生したことのある場所は、特に早めの避難を心がけておく必要があるでしょう。

 

とは言っても、ここ最近の洪水発生は、急激に起きることもしばしばなので、いっそのこと避難グッズにゴムボートを備えておくことが必要な時代なのかもしれませんね…

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