地震 – エレベーターに閉じ込められたら!? –

エレベータに閉じ込められた時

震災などの状況で、たまたまエレベーターの中にいる場合も大いにあり得ますよね。

そんな時、エレベーターはどうなるのでしょうか?
もし閉じ込められてしまったとしたら、どうすればいいのでしょう?

そんな不安を払拭するために、できることを知っておきたいですよね。

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大きな地震がきたらエレベーターはどうなる?

エレベータは落ちるのか?

まず知っておきたいのは、エレベーターがどういった状態になるかではないでしょうか。

映画などでは何かのトラブルで、一気に落下してしまうシーンを目にするので凄く危険なイメージがありませんか??

「一刻も早く脱出しないと死んでしまう!!」

といった危機迫るシーンがよくありますから。

でも、実際にはそんなことはまずないです。
日本は、地震大国なので安全装置に関しては力が入っているからです。

エレベータはそうそう簡単には落ちない

エレベータが落ちないのはなぜか

国内のエレベーターの約7割程度「地震時管制運転装置」という装置が備えられていす。

最もメジャーな装置が、「P波センサー付地震時管制運転装置」というものです。
P波(地震の初期微動)である小さな揺れを感知したら、数秒後にくるS波(本震)が来る前に、最寄りの階に自動的に止まりドアを開けてくれるように働きかけてくれます。

しかし、S波で本震が小さい場合には、そのまま自動運転を続ける仕組みになっているので、やたらめったら止まるわけではないの安心できます。

このように、「地震時管制運転装置」は2009年9月以降のエレベーターには設置が義務化されています。

 

でも、ちょっと待ってください。
では、あとの3割はどうなっているのでしょうか!?

その3割には、「地震時管制運転装置」が設置される前のものなるので地震を感知して自動に止まる事はありません。
ではそれこそ、「キィキィキィキーーー」と火花を散らしながら大きな音とをたてて、一番下にまで落下したりしてしますのでしょうか?

それも、映画のイメージが強すぎるだけのようです。

大抵の場合、危険な状態のままでもお構いなしに動き続けてしまうのです。
つまり、急に落ちるわけでもなければ、逆に緊急停止してくれるわけでもないということです。

とはいえ、自動に止まるシステムがあったとしてもなかったとしても、どんなに優秀な設備でも100%の保証はあり得ません。

 

超巨大地震であった、東日本大震災では約210件のエレベーターに閉じ込められたという事実があります。

首都直下型地震の際には7000台を超えるエレベーターが停止するという予測もでています。

ですから科学が発展した現在でも、自分がエレベーターに閉じ込められないとう保証はないというのは覚えておかなければなりません。

 

落ち着いて対処方法とは!?

落ち着いて行動する最善の対処法

実際に閉じ込められたら、経験のしたことのない焦りと危機感に襲われることでしょう。
もちろん、テレビや映画のイメージもありますが、あの小さなスペースに閉じ込められるのですから冷静でいられないのは間違いありません。
そこで必要なのが、自分の身を守るための知識です。

エレベーターからは早く出る

まずは落ち着く

まずは、エレベーターの中からできる限り早く出るための手段をとります。
とはいっても、無理矢理にでも出ようとする焦りは禁物なので、少しでも冷静に行動できるように心掛けてください。
焦ると状況を理解できなくなるので、自分なりの落ち着く方法があるならまずはその方法をとってみてください。

地震の揺れが落ち着くまで、安全を確保しじっと待ちます。
それから、状況を把握しましょう。
エレベーターに乗ったばかりと、移動している時に急に地震がくるのでは全く状況は違うはずだからです。

 

例えば、エレベーターに乗ったばかりなら、少し扉が開いた状況かもしれないですよね。
そうなると、本能的にその扉を自力で開けてでも急いで出たくなるものです。
しかし、そうした状況ではエレベーター内の開閉ボタンの操作でないと中からは開かないので、まずはボタンを操作をしてみましょう。
反応しないようなら、開けるのではなく手を挟まないように注意して閉じてから、ボタン操作を試みてください。

ボタンを全部押してみる

もし移動中に止まってしまったのなら試しに、全ての階のボタンを押して一番近い階数に止まるようにすべきです。

なぜかと言うと、自分では「地震時管制運転装置」がついているエレベータかどうかはわからないですよね?
ですから、3割の装置の付いていないエレベーターに乗っている可能性を考えて、とりあえず全部の階数を押すことでどちらの場合でもいち早く近くの階に止まるようにする事ができます。

扉が開いたが、壁の位置で止まっている場合も同様です。

どんな状況にせよ、焦らずにまずは落ち着いて、まずはボタンによる操作を試みることが重要になってきます。

では、エレベーターの中でボタンを押しても動かない状態になってしまったらとしたらどうでしょうか。

エレベーターの中に閉じ込められても焦らない

狭い所が得意でない人にとっては、恐怖とストレスでしかないと思います。
しかし、ここでもパニックになってしまわないに注意しましょう。

エレベータ非常ボタンで助けを求める

まずは、先ほどの手順通りに全ての階のボタン操作を試みます。
それでも反応がない場合は、中からはどんなにしても自力ではどうにもなりません。
そのような時には、残るボタン操作となる「非常ボタン」もしくは、「インターホンボタン」を押してみます。
連絡が取れれば自分の居場所を、言わなくても相手側には伝わるシステムになっているので、状況をしっかりと伝えて下さい。
基本的には、停電時でも24時間つながるはずですが、大震災などの一度に広範囲に影響をもたらす問題が発生してしまうと、すぐにつながらない場合もあるのが事実です。
しかし、あきらめずに何度も試みて下さい。

 

もし、どんなにしても連絡が取れない場合には、携帯電話で外部に助けを求めるのを試してみましょう。

電話をする時は注意が必要

その時によほどの状況ではないであれば、まずはエレベーター管理会社ビルの管理会社に、そして消防といった優先順位で連絡してください。
専門的な人が来てくれた方が、早くエレベーター内から出る事ができる可能性が高くなるからです。

しかし、連絡先がわからなかったり、連絡が取れても自分の居場所がどこの建物かだけでなく正確な住所まで伝える必要があるので、注意してください。

しかも、震災などの災害時には一度に大勢の人が集中して電話をしようとするために電話がつながらない状況になってしまいので、メールの方が有効的ですが近隣に住む友人や家族もみなパニック状態になっているかもしれない点を考慮に入れておきましょう。

もし友達や家族などが助けに来てくれたとしても、エレベーターは外からなら中からよりも救出しやすい作りとなっているのですが、正しい知識とある程度の訓練なしには行えるものではありません。

ですから、むやみやたらに外から助けようとするのは逆に命にかかわり、非常に危険になる場合があるので専門的な人からの助け得られるようにお願いしましょう。

携帯は温存する

そのようにして、電話の使用を最低限に抑えておきつつ、いざという時のために電池の電池を温存しておくことも大切です。
そして、引き続き「インターホン」や「非常ボタン」を試しつづけてみましょう。

体力を温存する

しばらく待つ

震災時には4~5時間は救助を待つこともあると言われています。

そのような時には大型のショッピングモールなどのエレベーターの利用が多い場所から、救助に向かうため小さなビルやアパートなどのエレベーターだと、すぐに向るような状況ではなくなっているかもしれません。
そのため、救助の順番待ち状態になりますので、そのような時を想定して無理せずに体力を温存し繰り返しくる余震に備えましょう。

扉が少し開いた状態でボタン操作が聞かないからといって、無理に出ようとしている途中で急に動き出してしまったら命に関わる事態になりかねません。
どんなにしても、ただの鉄の箱と化したエレベーターの中からは、自力で出る事は不可能だからです。

天井も鍵はかかっているので開きませんし、扉も無理に開けようとすれば安全のためのセンサーなどを壊してしまいシステムが回復したとしても、逆に動かなくなってしまうからです。

ロックされている

繰り返しの余震がくると、テレビや映画のようにいきなりエレベーターが急激に下に落ちてしまうのではと不安に感じることもあると思いますが、その可能性は極々極めて低いからです。
昔は油圧式が多かったようですが、現在の新設のエレベーターは99%がロープ式となっていす。
ロープ式の場合、そのエレベーターを支える太いワイヤーは最低でも3本のワイヤーで支えられており、たとえ2本切れたとしても落ちてしまうことはないように設計されています。
過去には1件だけ3本全部切れたことがあった時には、安全装置でロックされ乗客は全員無事だったそうです。

これらの点を踏まえて、落ちるかもと焦って無理に動かずに体力を温存しながらも、まずはボタン操作を何度も試し続けてみましょう。
もし長く閉じ込められたとしても、空気は換気されているので窒息して倒れてしまう事はありませんので安心してください。

起こりえる難点

暑くてムシムシ

換気は出来ていても、温度調節までの電源はないことでしょう。
ですから、夏なら暑すぎて熱中症の恐れがあり得ますし、冬なら寒くなってくるはずです。
そのため、体温調節をする必要があります。

水は少しずつ

冬の時期ならば、できる限り保温できるようにすればいいのですが、夏の暑い時期は体力の消耗も激しいので注意しなければなりません。
上着を脱ぐなどして、体温の上昇を避けるようにし、水分を持っているならば、我慢し続けてから一度に一気に飲むのではなく、ある程度の時間を空けつつも少しずつ補充していく方がいいです。

そして何よりも、長時間の閉じ込め状態になると一番困るのはトイレですよね。
人間として生理現象なので、どうしても我慢できるものではありません。
何かのペットボトルや何らかのビニール袋を用いて処理するしかないです…

場合によっては、エレベータ内の隅に非常用箱が設置されている事もあるので、そこに入っている緊急用簡易トイレや非常用食料、非常用飲料水、緊急用品セット、トイレットペーパーなどを活用することもできるでしょう。

ない場合は、携帯トイレも1個売りからまとめ売りまで色々と販売しているので、車の渋滞用や災害用の備えとして買い置きしておいても決して無駄にはならないので、おススメしますよ。

まとめ

エレベーターに閉じ込められてしまった場合は、長期戦を覚悟する必要があります。
ですから、体力の温存を念頭に置きつつもボタン操作や外部との連絡を取るようにして、救出を待ち続けるしかありません。
基本的には、エレベーターが落ちたりする心配はしなくていいので、落ち着きつつ同乗している方おられるなら、心配はいらない事を伝えて、持っている物を共有しながら助け合いを心掛けましょう。
そのようにして、落ち着いて対処できようにしておきたいですよね。
そしてちょっとした利用ならば、健康のためにも階段を使用する習慣をつけておくようにして、リスクを下げておくのもいいかもしれませんね。

 

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