雷から身を守るための上手な対処法

雷は直接的な被害を受けると、生死の関わる問題となります。

また、思わぬ事故を引き起こす可能性もあるので、出来る事なら未然に防ぎたいですよね。

では、雷に対する予防策とはどのようなものでしょうか?
どうすれば自分の身を守れますか?

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ある程度の雷の場所を知る

雷の光

昔から、雷が光ってから音が鳴るまでに何秒かかるのか数えると、どれくらいの近さかわかるというのを聞いた事がある方もおられると思います。

本当のところはどうなのでしょう?

雷は光速で移動するため、光った!!と思ったらほんの一瞬で、空から地上に走ってもう終わっています。
しかし、音は光りよりも遅いので光っていると思った瞬間と同じスピードで音が聞こえてくるわけではありません。

気象状況によって変化があるのですが、基本的な音速で計算するとこのようになります。

1秒 → 約340メートル
2秒 → 約680メートル
3秒 → 約1020メートル
4秒 → 約1360メートル
5秒 → 約1700メートル
10秒 → 約3400メートル

という感じで、1秒毎に約340mずつ離れている計算になります。
これで、大体の距離がつかめるます。

離れていると思っていても危ない!!

雷雲は大きい

しかし、近ければ近いほど危険になるのはもちろんなのですが、雷雲の大きさは半径10kmほどにまで広がっているので、あくまでもおおよその範囲なので注意してください。

雷雲のどの辺りで光っているかまでは、わからないですからね…

 

さらに、風の速さや向きなどによっては、雷雲の移動速度は時速10~40kmもあるので、あっという間に雷雲は近づいて来きます。
自転車を必死にこいでも追い付かれるスピードなので、早めに避難しないとすぐに頭上にくる速さです。

実際に、安全な建物から避雷針に落ちるのを見たことがあるのですが、最初は100mほど離れている所に落ちたのが見えたので、危険を感じて雨にずぶ濡れになりながら必死で安全な場所に避難しました。

その落雷も、突然の一回で落ちたものだったのです。
そのわずか2,3分後には15~20mほどの離れた、すぐ目の前の別の避雷針に落ちました!!

よく見る青の光ではなく、赤く光りながらバリバリと張り裂けるようなる音と、窓ガラスへの衝撃も凄かったですが、本当に一瞬の出来事と恐怖で余裕は全くなかったです。
映像が撮れていればもっと伝えられたと思うですが、とてもそれどころではなかったので残念です。

雷はいきなり現れて、被害をもたらす危険度の高さを改めて身をもって感じました。

 

では安全に避難するために出来る事とはなんでしょう??

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