新燃岳と硫黄山の噴火…観光に及ぼす影響は??

新燃岳が観光に影響する?

2017年10月から静かになっていた新燃岳が、2018年3月に入ってから急に元気を取り戻し活発になりした。

高々と噴煙を上げているのがニュースで取り上げられるのを見て、旅行を計画中の人から「気になる…」という声が上がっていますので、可能性な範囲でお応えしたいと思います。

新燃岳噴火と観光地への影響

「鹿児島への旅行を計画していたけど鹿児島は大丈夫なの??」
「指宿は影響ない??」
「沖縄に行くのに、飛行機は無事に飛ぶの??」

といった、鹿児島に限らず旅行に行きたいけど新燃岳の噴火が心配といった意見がとても増えています。

 

それはそうですよね。
何か月も前から計画して、ホテルを予約して観光雑誌を読んだりネットで調べたりして
「どの順番で観光地を巡って、お昼はどこの店でご当地メニューを楽しもっかな~」
とウキウキ気分ですからね。

そして、ついに待ちに待った旅行が近づいてきた!!
と思ったら、新燃岳の噴火で行けない!?

なんて、とても耐えられないですよね!!

新燃岳噴火での鹿児島観光への影響

まずは、新燃岳がある鹿児島についてですが、現時点の段階(2018年3月9日時点)で鹿児島空港は3月6日の新燃岳の噴火が原因で、午後に発着予定だった78便が欠航しています。

続く噴火で観光にも影響が!! - 新燃岳の現状報告 -
ここのところ噴火が続き注目を浴びている、新燃岳。 しかし、新燃岳と聞いてもあまりピンとこない方も多いのでは? 自分も含めて、近隣の人にとっては心配や影響がでていますが、旅行で観光する時にも知っておくと役にたつと思いますので、新燃岳につい...

3月7日午前8時過ぎまでの、鹿児島空港から羽田と大阪に向かう3便が欠航となりました。

さらに、3月8日午後6時まで、14便が欠航となっています。

 

3月6日の新燃岳噴火の時には、風向きが鹿児島空港のある溝辺方面にもろ吹いていたために、空港の真上を新燃岳からの火山灰が流れている状況だったので、もろに被害が出てしまいました。

新燃岳から鹿児島空港までの、噴煙の上がる高さと量によっては影響を比較的受けやすい距離にはあります。

風向きによって、火山灰の影響が大きく変わってきます。

新燃岳から見て鹿児島空港は、南西に位置するので北や東の方面に吹けば離着陸には支障は出ないわけです。

 

でも、飛行機で無事に鹿児島に到着できても、観光できなきゃ意味がないですよね。

新燃岳に近い霧島温泉への影響は!?

霧島温泉は、温泉が好きな人であってもなくても可能なら外したくない観光地ではないでしょうか。

他にも、霧島の山は四季によって色々と楽しめますが、これからの春の時期に光を透かして見る新緑の木々や、道の駅霧島でも見られるキリシマツツジは、個人的にもかなり好きな景色の一つとなっています。

 

 

そうした観光が可能性なのか、新燃岳近隣の一部の観光地までの距離について少しまとめてみましたので、目安として参考にしていただければと思います。

新燃岳と観光スポット一覧

現在の警戒の範囲は、「大きな噴石が火口から概ね3キロまで、火砕流が2キロまで達する可能性」となっているので、いま現在の状態だと一部のエリアに警戒範囲が必要な状態となっています…

3月10日に、警戒範囲が火口から概ね3キロまでが4キロまでに拡大し、噴石が2キロまで飛んでいます。

 

7年前の大規模噴火の時には、一部の施設で一時避難指示が出たり直径4cmほどの小さな噴石が風に流されて新燃岳火口から10kmを超えて降った記録があるので、今後もしかしたら同じようになるかもしれません。

 

ただ!!
無暗に近づきすぎるのは危険なので問題ありですけど、噴石や灰に関しては噴火する場所や風向きが関係しているので、やたら滅多全てが危ないといった風評には注意してください。

 

 

気象庁などの信頼できるきちんとした情報をもとに、そこまで危険なレベルになっていなければ、安全な距離からならいまだけしか見られない光景でもあるので、火山灰が降ったり噴煙を見られるのもいい思い出になりますよ。

きっとインスタ灰(バイ)しますし。
…言葉変わっちゃってるし、ちょっと無理矢理感があるかな(笑)

 

 

ただ、7年前の噴火の時に発生した空振は、霧島温泉郷のホテルの窓も割るほどだったので、空振が強くなると心配ですね…

新燃岳噴火の現状と影響はどうなってるの?? - 2018年版 -
2017年11月から、落ち着いていた新燃岳が約4ヶ月ぶりに活発化しだしたと思ったら、爆発的な噴火を繰り返しとても危険な状態となっています。 今後、色々な影響が出てくる可能性がありますね… そして、今回の新燃岳の噴火の動き...

(新燃岳噴火の現状と影響はどうなってるの?? – 2018年版 –は、2018年3月25日に更新しています。)

2018年3月13日の追加情報

爆発的な噴火は、数ヶ月単位で継続するとの見方ですが、火砕流が流れてくるような危険な状態にはならないと火山噴火予知連絡会は見ているようです。
警戒範囲に関しても、狭くすることを検討するみたいです。

不用意に近づき過ぎることがなければ、毎日どっさりと火山灰が降る状態でもないので、観光への影響も少し落ち着きつつあるように感じます。

2018年3月15日の追加情報

気象庁の午前11時の発表により、大きな噴石の警戒範囲が4キロから3キロへと縮小されました。
引き続き注意が必要ですが、以前よりも観光はしやすくなっています。

新燃岳の噴火による道路の通行止め

警戒範囲によっては、新燃岳近辺の道路が通行止めになってしまいます。

共に通行止めになる道路は、県道1号線、県道480号線とその間をつなぐ形になっている県道104号線です。

詳しくは、霧島市が発行している「広報きりしま お知らせ版No.272(3月号お知らせ版)」をご覧いただくとよくわかります。

広報きりしま お知らせ版No.272(3月号お知らせ版)

※広報きりしま お知らせ版No.272(3月号お知らせ版)を一部参照

霧島市のサイトからPDFでダウンロード可能となっています。
個人的には、毎月印刷版が1件1件配れてくれるので目を通すんですけど、地元のイベントについてなどが載せられるので楽しいですよ。

普通版とお知らせ版があるんですけど、普通の方は表紙の写真がいつもキレイで好きなんですよねぇ。

 

ちなみに新燃岳についての広報きりしまは、警戒範囲が4キロの時のものですが現在(3月25日時点)では、警戒範囲は3キロとなっているので、通行止めの範囲も縮小していると思います。

硫黄山の噴火による道路の通行止め

4月20日には、噴火が止まっていますが噴火警戒がレベル3に引き上げられたため、火口周辺2キロが立ち入り禁止となりました。

そのため、霧島温泉郷からえびの高原へ通じている県道30号が通行止めとなっています。

噴火警戒レベルが下がるまで、通行止めが解除さないのかどうかは現段階では不明です。(4月20日時点)

霧島市のイベント関連への影響

第22回 龍馬ハネムーンウオークin霧島

平成30年3月17日(土)~18日(日)に開催となっていたのですが、新燃岳の灰の影響で中止となりました。

毎年行われている坂本龍馬とお龍が、日本で最初に新婚旅行で訪れた霧島の自然を楽しみながら行うウオーキング大会なのですが残念です…

 

霧島高原まほろばの里 芝桜まつり

3月下旬~4月下旬の開花時期に開催

まほろばの里の中にある「芝桜の丘」には、九州最大級の規模の約250,000株もの芝桜を楽しめます。
駐車場はいつも無料ですが、「芝桜の丘」は入場料がかかっているのですが、今年はなんと無料です!!

ある意味、新燃岳の影響があるので負けないために無料にしてくるのかもしれませんね。
本当に見ごたえがあるので、楽しみです!!

 

せごどん観光スポット

NHKで放送されている「せごどん」に関連した西郷隆盛の観光スポットは、基本的には鹿児島市内なので新燃岳の影響はほぼほぼないですのでご安心ください。

せごどん撮影スポットに関しては、オープニングの山や池は新燃岳の近くなので状況によっては難しいかもしれないです…
山は「高千穂峰」なのである意味、新燃岳の噴煙が上がっている方が無理に近づかなければいい記念になると思います。
ただ池は「大浪池」なので、表にも載せたように新燃岳のすぐそばなので、その時の状況によって確認が必要だと思います。

新燃岳の影響は指宿にも関係ある??

砂塩風呂

鹿児島観光と言えば、指宿温泉も全国的に知られた人気のスポットですよね。

「指宿白水館」は特に代表的に有名な指宿の旅館ではないでしょうか。
指宿と言えば砂風呂ですけど、もちろん砂風呂も楽しめて、さらに他の温泉設備も整っているのでのんびりゆったり過ごせるうえに、料理も豪華で美味しいお酒も揃っているんですから言う事ないです。

もちろん、他にもリーズナブルでとことん楽しめるホテルや旅館もたくさんありますしね。

 

そんな、指宿旅行を楽しみにしてるのに新燃岳の影響が心配…

特に、そこそこの価格の宿泊プランで予定していると気が気でないのでは。

 

実際の指宿までへの影響については、高くに噴煙が上がって、さらに風向きが南南西向きの時だと火山灰が運ばれる可能性がゼロではないです。

新燃岳からの直進距離は、約76キロ離れているのだから心配ないのではと思うかもしれませんが、気象庁の降灰予報では現在の新燃岳の噴火の勢いだと風向きによって指宿まで届く距離になっていますので。

気になる時には、気象庁|降灰予報を参考にしてみて下さい。

 

なので、火山灰の影響はゼロではないが凄く降って困るとまではならないといったところです。

それよりも問題なのは、鹿児島空港に飛行機が着陸できるかの方が肝心ですね。

着陸できさえすれば、観光はそこまで心配する必要はないでしょう。

後は、帰りも問題なく飛行機が飛んでくれるのを願うばかりですね。

 

一応情報として、鹿児島では桜島の灰が頻繁に降っている関係でよく言われていますが、航空会社の中でもLCCの「ジェットスター」は火山灰に対して他の航空会社よりも厳しい安全規準となっているので、欠航率が高いですからご注意ください。

鹿児島県以外の九州旅行の影響は??

九州旅行

新燃岳の影響がもろにあるのはもっぱら、鹿児島県と宮崎県です。

「霧島温泉」と「指宿」への影響を心配する人が断トツで多かったのでとりわけ集中的に取り上げたのですが他にも、熊本県の「阿蘇観光」や大分県の「湯布院」、長崎観光、さらには「沖縄旅行」などの影響の声もあがっています。

 

それらのどれも距離的に、大きな問題はないのでご安心ください。

阿蘇に関しては、阿蘇山がどうなるか断言できないですけど、いまのところは動きがありませんからね。
もし新燃岳が大噴火して噴煙が熊本方面に流れてしまった場合も、福岡空港などに着陸はするので、全く旅行を中止にしなければならない事はないと思います。

 

沖縄に関しては、飛行機は上空の高度33000フィートである、メートルで言うと10000メートルの高さを巡行していくので、とりわけ問題となる事はないでしょう。

 

鹿児島空港での欠航報道でごっちゃに思われがちですが、他の空港まで影響がでているわけではないのでご安心ください。

火山灰対策

噴火の状況にもよりますが、火山灰の影響はどうしても風向きでかなり左右されるので、天気予報やお天気アプリで風向きをチャックしておく事をおススメします。

鼻炎などのアレルギー反応があるなどの敏感な人は、マスクを着けた方がいいからです。
場合によっては鼻やノドがムズムズして、花粉症のような症状がでますから。

 

あと、個人的な体感ですが火山灰が降るとノドが渇きやすくなるので、こまめな水分補給をお勧めします。
火山灰は、火山ガラス片といって角の尖ったごく微細な粒子なので、身体から出そうとしているためなのかもしれないです。

大量に吸い込まない限り、健康被害を心配する必要はないとされているので、気になる場合にはちょっとして対策で存分に旅行を楽しんでいただければと思います。

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