価格.comの保険アワード2018年版の火災保険の部で、なんと3部門で1位を獲得したのが「楽天損保」でした。
なぜ、楽天損保の火災保険はそこまで人気があるのでしょうか??
楽天損保の火災保険の特徴
楽天損保は、2018年7月2日までは「朝日火災」だったのが、現在「楽天損保」に社名が変更している損保会社です。

楽天損保になってから、いままで以上に人気になっているのには、それなりの理由があってのことです。
では、どんな特徴が目立っているのでしょう。
保険料が安くてコストパフォーマンスがいい!!
まずは、なんでもそうですけど他の商品と比較する時に目安にするのが料金ですよね。
火災保険を選ぶ時もやはり支払う保険料を比べることでしょう。
楽天損保の火災保険で一番の特徴となっている目玉が、その保険料が安いことです。
火災保険の加入を考えたことがある人なら、いろいろな火災保険を比較されたと事があると思いますけど、火災保険は条件によって保険料に違いがありますよね。
各保険会社は、最も安い条件で宣伝しているので、ここはちゃんと条件を合わせて比べてみて本当に保険料が安いのかを比べてみたいと思います。
比較するための条件は、H構造(非耐火構造)で、補償対象は火災、風災、水災、ひょう災、雪災、破損、汚染でにして条件を揃えて大手の10社と、楽天損保の火災保険との保険料を比較してみました。
※マンションはM構造になります。
この条件は、火災保険のプランの中でも、高いものとなっています。
・一戸建て10年間の加入 174,740~212,160円
・マンション10年間の加入 32,120~39,710円
・一戸建て10年間の加入 164,850円
・マンション10年間の加入 31,700円
確かに保険料は、一番安いですね。
一戸建てにしろ、マンションにしろどちらも保険料が安くなっています。
10年間のスパンなので、見方によってはそんなに劇的に安いわけではないですが、自分のような「とにかく安い方がいい!!」という人にとっては、もってこいの火災保険になっているのは間違いありません。
でも、実は今回の条件での比較は楽天損保の火災保険にとってのメリットが生かされていないプランになるんです。
楽天損保の火災保険で他社と差がつくのは、T構造(耐火性構造)で、火災、風災、ひょう災雪災、に絞った最小限のプランだからです。
では、その条件での比較をご覧ください。
・一戸建て10年間の加入 44,980~66,450円
・マンション10年間の加入 12,550~24,700円
・一戸建て10年間の加入 35,700円
・マンション10年間の加入 12,400円
いかがでしょうか。
最高値の保険会社に比べると、一戸建てもマンションも半額に近い保険料になっています。
マンションに関しては、最安値の保険会社とそれほど差がでているわけではないですけど、一戸建ては明らかですよね。
新築や築浅などによってはさらに安くなりますから、特に水災の心配のない地域の場合で新築での火災保険の加入を考えている場合はもってこいの保険になり得ます。
これが、人気を得ている一番のポイントでしょう。
とにかく安くするために、自分でプランを考えて契約する人が増えていますし、可能な限り安いに越したことはないと考える人は多いですからね。
幅広く費用保険金も充実している
保険料が安い分、他の面が弱いと思いがちですが、楽天損保はその点もしっかりしています。
事故時諸費用、地震火災費用、災害緊急費用、損害防止費用、残存物取片づけ費用、水道管修理費用保険金、臨時費用などの費用補償があるのですが、大抵は全てをサポートしてくれるわけではありません。
このうちの3~4つ程度の費用補償が一般的になっています。
その点で、楽天損保はどうなのか…
以下の費用保険が用意されています。
これだけの費用補償があれば、心配もないですね。
痒い所に手が届く、そんな費用補償なので業界トップクラスを掲げているだけある充実度となっています。
これも、楽天損保が人気の特徴の一つとなっているわけです。
無料サービスまでついてくる
ここまででも、十分人気の理由がわかるレベルでしたが、さらに無料サービスまでついてくるさらなるひと押しが。
自分もその一人ですが、「無料」の言葉に弱い方も多いのでは。
とはいっても、あまり必要のない無料サービスなら意味が無いですよね。
どんな、無料サービスなのかといいますと…
これらのトラブル時の応急処置をしてくれて、その作業料、出張料が無料のサービスなのです。
しかも、回数制限は設けられていません!!
どのトラブルも、いざ起きた時に慌てるものですし、起こらないようで以外と起こり得るものばかりとなっていますから、こうしたサービスは強みですね。
ただ、修理ではなくて応急処置となっているのでご注意を。
楽天損保の火災保険の特徴をトータル的にみて
トータル的に見ても、確かに人気がある理由は明らかなものばかりですね。
特に、補償を最小限にしたい人にとってはとても有難い保険内容になっていると思います。
保険は、可能な限り幅広くサポートしておきたい気持ちなりますけど、必ずしも全ての補償が必要とは限りません。
安いからといって補償が弱いことはなく、むしろサポートやサービスも充実していますから、ネームバリューで人気があるわけでもないですしね。
今回取り上げた人気の特徴は大げさなものでもないので、火災保険の加入や更新時の乗り換えなどを考えているなら有力候補に入れてみてください。
幅広く見積もりたい時は
楽天損保は、自分の状況に合わせて手慣れていればいいのですがそうでない時は、総合的に見積もってくれるサービスを利用した方がいいです。
別記事で、その点をまとめた『台風や大雨の被害も火災保険でOK!!ちゃんと保険会社を選ばないと損』を参考にしてみてください。



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