ヒアリついに被害が!?

港のコンテナからヒアリが来る

最近ニュースで話題になってきた、「火蟻(ヒアリ)」ですがついに国内初の被害が出てしまいました。
危険生物と言えるヒアリの侵入を防ぐことは可能なのでしょうか!!

続々発見されるなかで!?

5月26日:兵庫県尼崎市に帰着したコンテナからヒアリが500匹ほど発見されてから、大きな話題なり始めました。

6月18日:
神戸港の一時保管場所から20~30mほど離れた複数箇所で100匹ほど発見。

7月3日:

東京湾でもヒアリらしきアリが発見され、専門機関の鑑定にかけられる事に。
7月6日:

間違いなくヒアリであると発表され、やはり100匹ほど発見され卵や幼虫なども見つかり女王アリの移動によって本格的な侵入の可能性がでたので、近隣に住まれる方は心配されたのではないでしょうか。

7月14日:
神奈川県横浜港の本牧ふ頭で500匹以上のヒアリが発見されましたが、女王アリはいなかったようです。
という事はすでに、移動済みではとの懸念も…

7月21日:さらにヒアリ騒ぎはとどまる事なく、この度問題となった福岡市の博多港で数十匹が確認されました。
すべて駆除されたので、拡散の可能性は低いとされていましが…

ついに被害が発生!!

7月27日:
21日にヒアリが発見されたその同じ博多港で、コンテナの荷下ろし作業をしていた30代男性作業員の方が、ヒアリに刺されてしまいました

 

病院での手当を受け、左腕を1カ所刺されただけで済んだため症状も軽く、刺された周辺に発疹がでた程度でおさまっているようなので良かったです。

クラゲも刺されると痛い

刺された痛みに対して、「クラゲに刺されたような痛みだった」と述べているようです。
クラゲに刺されたことがある方は痛みの想像ができると思いますが、集団で刺されたら相当痛みとなる事でしょう。

一番恐いのは、アナフィラキシーショックによる症状ですが、もし小さな子供が刺された時を考えると恐ろしい限りです…

 

今回の件は港内の出来事ですので、本格進出というわけではないようです。

しかし、各地での発見のペースを見るともう港に留まっているようには思えないですよね。先ほどあげた発見された場所もほんの一部にしか過ぎまないので、少しいままでの発見場所をまとめてみました。

いままで運ばれてきたヒアリ

実際には、これだけの場所で発見されています↓

 

全国のヒアリが発見された場所

ちょっと大雑把な地図ではありますが、大体の状況は理解していただけるでしょうか。

他にも、「アカカミアリ」というアリも問題視されていますが、そのアリも含めるともっと多くの場所で発見されているのが現状です。

 

何よりも、愛知県では内陸部でも発見されてしまっているので、残念ながらもはや制止不能と言えるかもしれません。
なんと言っても、「ヒアリ -小さな身体の大きな猛威-」で特徴を取り上げましたが、小さな生き物で強靭な性質の持ち主なので、どこに入り込んでいるかもわからないですからね。

ヒアリ – 小さな身体の大きな猛威 –
小さいながらに、大きな猛威の振るう存在である「ヒアリ」その恐ろし特性もった危険生物と、もし遭遇してしまった時の対処法を心得ておきたいと思います。ヒアリとは漢字で書くと「火蟻」となっています。つまり、小さな昆虫の蟻(アリ)のことで、日本には存

なぜ突然発見され始めたのか?

そもそも、なぜいま急にあちらこちらで発見されるようになったのかでしょうか?
いくらなんでも急過ぎると思われませんか?

様々な意見がでているようですが、主な要因はある程度分析されているようです。

実は無防備だった?

無防備なコンテナ

農作物からの侵入に関してはヒアリによる農作物への被害が大きい事が懸念されていたので細心の注意が払われていましたが、今回の各地での発見は電化製品のコンテナからです。
電化製品では、ヒアリが危険生物だとそこまでの認識があまりなかったので、農作物ほどの厳密な検査がなされていなかったようです。

まさかの不意を突かれた侵入経路だったわけです。

ですから専門家の方も単純にいままで注意していなかっただけで、最初の発見より前に入り込んでいる可能性も十分にあると述べている方もおられます。

ヒアリの繁殖が増加している?

なんらかの気候条件や、ヒアリの生活環境が整った状態が続いた事によって、中国などの侵入元のヒアリの生態数が異常増大している可能も指摘されています。

小さな生き物であるので、徐々に世界各地に広がってきているようになんらかの要因で侵入を防ぐのが難しい生き物であることは間違いありません。

本格的に増え広がる

ヒアリではない羽アリ

アリの生態として、繁殖期には羽アリとなって移動すると風に乗れば20㎞は移動可能となります。
もちろんヒアリも同様な行動を、起こします。

ですから、どこか一箇所にでも入っていれば徐々に日本全国に広がっていく事でしょう。

 

また、ヒアリは集団で固まりを作る事で、水に浮くことができます。台湾では、洪水をきっかけにこの性質を生かして広範囲に広がっていった経緯があります。

日本でも、今年は特に梅雨前線の影響による洪水被害が大きかったですが、ヒアリはそうしたタイミングで大移動することになります。

ある意味では、二次災害となるわけですね。

いま出来る事とは…

なんだか段々とヒアリが悪者のようになってきてしまっていますが、本来の生息地であればなんら問題のない大切な生物です。

しかし、それが本来ではあり得ない距離を強制的に移動する事で問題が引き起こってしまっています。
そもそもの原因はヒアリではなく、むしろ人間の利益のための被害者とも言えるかもしれません。

だからと言って、日本に入り込んでしまったのを放置してしまっても新たな被害がどうしても生じてしまいます。

 

ですから、もし発見することがあった場合は、やはり前回も取り上げた点になりますが、まずは地方環境事務所」に連絡し指示を仰いで下さい。
無駄に、増え広がることを防ぐことで大きな災害とならないようにしていくべきだからです。

自己判断によって、とりあえずやたらめったらなんでもアリを駆除しても違う意味で生態系が崩れてしまいますから、それらしきアリを発見したならばまずは専門家による処置に従うのが最善です。

一番はなんと言っても、本格的に入り込まずに済めばいいのですが…

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